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ぜんざいには塩がいる

なかなかインパクトのある本だが
すごく素晴らしい本だった

著者の田村一二さんは、障害福祉の父とも呼ばれる糸賀一雄さんの
意思を引き継ぐような方だ
近江学園にも関わっていた
この本は40年以上前に書かれた本だが、今こそ沢山の方に読んでほしい
障害福祉も進歩し、沢山の障害福祉サービスと呼ばれるものも増え
社会としての認知も変わってきている
障害児・障害者へのアプローチ、療育方法も千差万別だ
しかし、手法が増えることによって、関わる人たちの在り方が
薄れてきているのではないかと感じる
田村一二さんはそこが大切だと伝えている
障害児教育、障害福祉に著名な方々も実は同じことをおっしゃってる
糸賀一雄さんももちろん、佐々木正美先生もそうだ
佐々木正美先生といえば、TEACCHが有名なのでそこにフォーカス
されがちだが、本当は周りにいる人たちの在り方が大切だとおっしゃってる
何をするかの前に、誰がするかというのが大切で
どんなに素晴らしいことをするにしても、する人の在り方というのが
とても大切になってくる

この本はもう廃盤になっている本で手に入れるのも大変なので、これからこのnoteで書中の文を紹介していこうと思う

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