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雨がもたらしてくれた幸運と出会い | 世界放浪記25

こんにちは、自転車で世界一周をするHiroです。


旅の道のり🚴‍♀️

シェムリアップからこんにちは。ついにシェムリアップを経つ時が来ました。

この荷物の量を持って次の街に飛び出すのは久しぶりすぎて少し不安。ただどんな状況になったとしても前に進んでいかなくては行けない。それが旅だ。

昨日最後のカフェとか言ってたけど時間も少しあったので行ってみることに。

昨日盛大に「本当にありがとうー!!」「また一周して戻ってくる!!」って言った矢先にまた戻ってくるのはなんか恥ずかしいな。ただ色んな人にまた会えて嬉しいわ。

旅は出会いと別れの連鎖を通して広がり、深まり、続いていく。だから辛い。この辛さを踏み越えていかなくてはいけない。それは旅の醍醐味でもあり、旅をし続ける辛さでもある。

こんなことをここで強く思うなんて、僕は本当にこの場所を気に入ったんだろうな、と率直に強く感じる。

そんなことを考えていたら1つ、小説のシナリオの形やタイトルが天井から流れ、溢れ出てくるように頭に落ち広がっていった。こんな経験初めてだ。すぐにその場で感じたことをLINEの自分専用グループのメモにまとめておいた。

瞬間瞬間で見えたものを書き写すことって大切。人間って忘れないだろうと思って3分経って気づいたら"その存在"をすでに忘れてしまっている。人間という不完全な生き物を過信してはいけない。

少しの間、自分の中の新感覚に酔いしれつつも本当に出発の時間がきた。多くの友人に別れを告げて出発。

ただ出発してすぐに朝食をとっていないことに気づき、屋台メシを食べに行った。

ご飯を食べてこれから長い道のりを走っていく自分の体にパワーをみなぎらせる。

そして本格的に出発。奥の雲行きは怪しいが楽しんで行こう。

出発して3時間前後進んだところで1つ目の休憩。

水とコーラ1つずつ注文。木の温もりを感じながらゆったり過ごせて快適です。

このトイレの手作り感いい。話を聞くとこれは自分たちで作ったんだそう。人に任せて自分は違うことをするという効率的に自分のやるべきことに集中するにはその方がいいかもしれない。

ただ自分でも作ってみると案外楽しかったり、「俺ってこんなことにワクワクするんやな」とかっていうような新しい発見に出会えたりする一面がある。どっちを取るかを判断しなくてはいけないのは本当に酷だなって思う。

ちゃんと聞いていなかったけどこれはチキンと近くで取れた魚たち。奥にカエルっぽい奴がいたんだけどそれも腹の肉がネズミ感ないから前に食べたネズミっぽいんだよな。

ストリートレストランには何が売られているのかをみるのも面白いです。

なんやかんやで休憩も含めて3時間で35kmはいい感じの距離。

ただなんとなく分かっていた、匂い的に雨雲が到来することは。

案の定大雨で、近くの美容室に避難させてもらうことになった。

彼はデッド、美容師でズボンの股間辺りが破れていてこれで笑いをとってくるめちゃくちゃいいやつ。そしてまさかの同い年。

そんな彼が、、、

1日美容室の前で泊まらせてくれた。下に引くマットを石の上に置いても痛くないことに驚き、実際に自分でも試している最中。

この雰囲気からしてマジでいいやつな感じが出ているよな。

そんな彼が仕事が終わる18時までは暇だからといってクメール語を教えてくれている最中。

「愛してる」はマスター気がする。いつかカンボジア人の好きな人ができたら使ってみるか。

家に備え付けてあった水を頭から被りお風呂。何十kmも走ったあとは本当に気持ちがいいものです。

夜になりデッドとデッドの奥さんと別れ、パソコンで作業開始。ただテントに入ると不思議と睡魔が襲ってくる。

ただやらねばならない仕事はその瞬間にやり切らないと自転車で進み始めたら次にいつできるかわからない。旅は自分の1日の有限な時間の使い方を有意義にしろと指摘してくれる、習慣構築のメンター的な存在だなと思う。

そんなこんやで1日色々なことがあったので20時頃に就寝。

ただ2時間後の22時、、、

警察がやってきた。野宿終了の合図かと思いきや、

「荷物はあるか?」などと手荷物の安全や自分の安否を確認してくれた優しい方だった。心配してくれてありがとう。

まぁデッドがわざわざテントの上にライトつけてくれてそこで野宿なんかしていたから目立ったんだろうな。

そんなトラブルもありながらもなんとか1日を終えました。

走行距離と気づき💡

走行距離

40.3km

気づき

自転車走行に関してはシェムリアップを抜けるのは比較的楽。そして道路もそこまで走行しにくいわけではない。そして1つ1つの出会いは本当に大切にしようと思った1日。偶然雨宿りをさせてもらった方のお家の人とここまで仲良くなるとは思ってもいなかった。一人一人との出会いは大切にしよう。

スポット紹介📍

1.អានួម ១៦៨ | レストラン

2.美容室


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