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共感・同調・感情移入・同情

自己分析の一環として様々な診断をうけてきた中で、いろいろなところで共感性が高いよという診断が出ている。
けれども、どうにもしっくりこない自分がいてそれについてぐるぐるぐるぐると考える日々を過ごしていた。

・ストレングスファインダー
・16Personalities
・なんちゃら診断
・云々...

共感性って”相手の感情や、考えていることが手にとるようにわかって、自分ごとのように捉えて同じ感情になったりする”性質

なんとなくそういう解釈で自分ではとらえていたところもあって
「顔色を読むところはあるから感情はまぁわからなくもない🤔」
「考えていることはでもわからんよなぁ🤔」
「感情移入して泣いたり喜んだりもそこまでかなぁ🤔」
なんて考えてるとやっぱりしっくりこない。

だって、相手のことなんて全然わからんもんでしょっていうのがもともとあったしこないだもそのことをnoteで書いたばかり😂

とはいえ、これだけ診断であるよあるよ!って言われてるわけやからゼロではないし統計的に素質として備わっていることを疑っても仕方ない。

なので、しっくりこないのは自分の中の言葉の定義であり解釈であるとしてあらためていろいろと調べて見て自分なりに共感性という言葉を要素分解して納得できる形にまとめてみた。

共感性の要素分解

共感:相手の関心事に関心を寄せること。寄り添うこと。
「もしも自分が彼と同じ心を持ち、同じ人生を持っていたら」彼の目の前にある課題にどう立ち向かうかを考える。

同調:相手の意見に「わたしも同じ気持ちだ」と同意すること。理解して同じ感覚になるであろうことを伝えること。

感情移入:同調した感情・感覚についてあたかも自分におきているかのように追体験すること。

同情:相手の意見を理解した上で、思いやったり、いたわりの心をもつこと。場合によってはかわいそうに思うこと。関心は自分にあり自分がどうにかしてあげたいと思っている。


いろいろな辞書の定義や、言葉の比較をしているサイト、note、心理学用語などをひっくるめて見た結果がこれであり、無意識レベルでこの4つを混ぜながら対話をしているんだということがわかった。

「自分には相手を想像することなんてできない」

この想いがベースにあるから、逆に相手の関心事に興味を持ち、話に耳を傾け、その境遇を想像しようとする。
この姿勢はたしかに自分の中に存在する。だからこその診断結果なんだろう。
けれどもそれを自分ごととして捉えて感情移入することは多くない、もしくは感情移入してるのかもしれないけれどそれが自分の感情として表に出てこないということなのだろう。

これからの対話の中でこの4つのポイントは自分の中で意識して使い分けていけたらいいな。



いろいろと調べまくってこの下書きを作っていた中で、たまたま別の記事に♡をつけてくださった人の記事にまさに考えていたことをこの方なりにキレイに整理されていたので紹介します。



おまけ。

辞書でぶわーーーーーっと調べてて、類似した意味とかいっぱいあって大混乱を引き起こした形跡が↓だけど読まなくていいです笑

感情

①喜んだり悲しんだりする、心の動き。気持ち。気分。 「 -に訴える」 「 -を顔に出す」 「 -を害する」 「 -に走る」 「 -を込めて歌う」
② 〘心〙 ある状態や対象に対する主観的な価値づけ。「美しい」「感じが悪い」など対象に関するものと、「快い」「不満だ」など主体自身に関するものがある。また、一時的なものを情動、持続的なものを気分と呼び分ける場合もある。 → かんせい(感情)

共感
相手の状況を理解する。そこに自分の感情は存在していない。

① 他人の考え・行動に、全くそのとおりだと感ずること。同感。 「 -を覚える」 「彼の人生観に-する」
② 〘心〙 〔sympathy〕 他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。
③ 〘心〙 〔empathy〕 ⇒ 感情移入(かんじよういにゆう)②

同感

同じように考えること。同じように感ずること。 「 -の意を表す」 「君の意見には全く-だ」 「彼の主張には-するところが多い」

同情

他人の苦しみ・悲しみ・不幸などを同じように感じ、思いやり・いたわりの心をもつこと。かわいそうに思うこと。 「 -を禁じ得ない」 「心から-します」 「 -をよせる」 「 -心」

同調

①調子が同じであること。また、同じ調子。
②他のものと調子を合わせること。ある人の意見や態度に賛成し、同じ行動をとること。 「彼の意見に-する」 「 -者」
③外部から来る振動に共振するように、装置の固有振動数あるいは周波数を調節すること。特に、テレビ・ラジオで目的の周波数に合わせること。

思いやり

他人のために気遣ったり同情したりする気持ち。

感情移入

① 他人の言葉や表情をもとに、その感情や態度を追体験すること。共感。
② 〘哲・心〙 〔英 empathy; ドイツ Einfühlung〕 リップスの美学などで、自然や芸術作品などの対象に自分の感情を投射し一体化すること。

映画などの登場人物に自分自身を投影し、あたかもその人になりきったかのように感情を追体験する。

表出

精神内部の動きが外部にあらわれること。また、あらわすこと。 「感情の-」


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