【歌詞】タイトル：未定

小さく開けた窓から
入り込んだ風が
そっと飛ばした埃
輝きながら漂っている

向かいの家の屋根の上
伸びるねこを見つめながら
私も背筋をぐっと伸ばす

新しいことは新しい場所じゃなくても
見つけられるんだよって
いつか誰かが言ってたの
全然ピンとこなかった言葉
今なら少しわかる気がする

日が長くなってきたけど
朝と夜はまだ
片づけちゃったこたつが
恋しい気持ちをかみしめてる

ふと分厚い上着を着て
出たベランダで見る夜空
どこからか鼻歌が聞こえる

新しいことは新しい場所じゃなくても
見つけられるんだよって
いつか誰かが言ってたの
私が今見つけたものたちは
ずっと見つけられなかったものかも

どこからか聞こえる
鼻歌だけのシンプルな音楽
私が知らないだけなのか
いま生まれたばかりなのか
分からないけど
もうしばらく聞いていたい

新しいことは新しい場所じゃなくても
見つけられるんだよって
いつか誰かが言ってたの
全然ピンとこなかった言葉
今なら少しわかる気がする

新しいことは新しい場所じゃなくても
見つけられるんだよって
いつか誰かが言ってたの
私が今見つけたものたちは
やっと見つけた小さなタカラモノ