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キャベツの外葉は、捨てない

キャベツの外葉は、以前は捨てていた。食べるものじゃないと思っていた。でも、その理由はといえば「親も捨てていたから」で「なんとなく」だった。

よくよく見ながら改めて考えてみる。ときどきひどく傷んでいるものもあるけれど、そんなに変な状態でもない。虫喰いがあるわけでもない。それなら、別に捨てる必要も無いのでは?

自分が買ってきたキャベツの外葉を、試しに蒸したりスープに入れたりしながら食べてみて、味は普通にキャベツだし、むしろ中の方よりも強い味があって良いときもあった。そんな経緯で、今は捨てることがほとんどなくなった。

いつものスーパーで、キャベツの外葉を捨てる場所があった。店員さんが、そこに入れられたキャベツの外葉たちを捨てに行こうとしていた。カゴの中にはキャベツ1玉があったけれど、とっさに、なんかもったいないと思って声を掛けた。どうぞどうぞ、というので良さそうなものを数枚いただくことに。

別に食うに困っているわけではないのだけれど、なんというか、食べられるものがそのまま捨てられることが我慢ならないというか、もったいないというか。

貧乏性ですみません。

想像以上にボリューム感があった外葉

というわけで、頂いてきたキャベツの外葉をひたすら切っていく。一番外ということは一番表面積が大きいわけで、これが3枚も4枚もあると、流石にボリューム感が半端ない。頂いた部分だけで、キャベツ本体の半分弱くらいはあるんじゃないかな。

他の中途半端な野菜たちとあわせて、蒸し煮にしながらスープの具材に。

ちなみに外葉は農薬が~~という話もあるが、自分が聞いている限りは農薬散布されているのはさらに外側の葉ということのようだし、農薬そのものも基準値内のものしか使われていないはずだし、無農薬だと逆に野菜そのものの毒性が上がるという話だし、であまり気にすることも無いかと。

色が濃いのはビタミンなどの栄養が豊富な印でもあるし、熱によって壊れるとはいってもスープまでしっかり飲んでいけばちゃんと取れているはずだし、で良いことづくめ。だと思うことにしている。本当のところはわからないけれど、そう思えば、ほら健康的。

こうして美味しく食べることができるなら、そうするのがせめてものことだと思うので。

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