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豆乳のヨーグルトをつくってみる

以前に牛乳を発酵させてヨーグルト作りを試してみたことで心理的ハードルが下がった。

ので、今度は豆乳でヨーグルトの発酵を試してみたくなった。

方法を探してみたらこちらのサイトがヒット。見てみると案外簡単にできるようなので、これはちょっと試してみようと。

豆乳のヨーグルトって、もっと材料多かったり難しかったりのイメージがあったのだけど、豆乳と酒粕だけでできるとは意外だった。しかも必要な酒粕はたったの5gという。本当にこんなに少量でできるのかな? と不安になりながらもチャレンジ。

豆乳、そこまで頻繁に買うわけではないのだけど、買うときはいつもこれ。ふくれんの国産大豆の無調整豆乳。特別な味わいというわけではないのだけど、安定して美味しい普段づかいの豆乳、といった感じ。

レシピに従って、豆乳100gに酒粕5gを混ぜ溶かす・・・はずなのだけど、ちょっと取っただけで7g程度になったので、まあ多い分には良いだろうというアバウトさ。とりあえずよく混ぜあわせる。

夏だけど少し涼しい場所において室温28℃くらい。このまま常温で放置。夏なら12~24時間と書いてあったのだけど、12時間後ではあまり固まった感じがせずまだサラサラな状態。これは失敗したかな? と思ったけれど、そのまま6時間ほど放置して18時間後に見てみると、かなりもったりとして粘度が出てきたのが見て取れる。

最終的に24時間待ってから次の工程へ。
出来上がった種を、500mlほどの豆乳に加えてまたよくかき混ぜる。あとは同じく放置。

12時間後。

もうかなり固まっている! 種を作るときより全然早い。本当に適当に放置しているだけでできた。なんというか、やっぱり発酵って実際に見てみると不思議だ。

冷蔵庫に入れて冷やしてから、さて実食。

もうちょっと固まるかと思ったけど、割とシャバシャバ。意外と酒粕の匂いが漂っていて、豆乳ヨーグルトというよりは酒粕ヨーグルトという趣き。味は、けっこう酸味が出ている。甘みがあまりなく、やや酸味優勢。ちょっと発酵が進みすぎたかもしれない。

市販の豆乳ヨーグルトは一度しか買ったことがないのだけど、もうちょっととろっとクリーミーな感じだったように思うので、それとは全然別物に感じる。でもまあ、これはこれで。

酸味があるヨーグルトが嫌いというわけではないし、なんならインド料理とかで掛けるときには酸味があったほうが好きだったりする。デザートとして、バナナと合わせて食べたらちょうどいい具合になったので、単体で食べるというよりは組み合わせで食べるのに向いている味みたい。

こうやって種類を問わずヨーグルトが出来上がるのは、いろいろな菌のおかげともいえるけれど、その中でも大部分は乳酸菌がその効果を担っている。今回は酒粕にいる乳酸菌によるもので、牛乳からできるヨーグルトの乳酸菌とは別のもの(の可能性が高い:ちゃんと分離したわけじゃないからわからないけど)。乳酸菌とひとくちに言っても本当に多種多様で、200種類ともいわれるくらいいろいろな株があって、それぞれが人間の身体にちょっとずつ異なる効果を生む、はず。

今回の豆乳ヨーグルトが自分の身体にどういう効果をもたらすのかはわからないけれど、なにかポジティブな影響があるといいな、と思いつつ。とりあえず美味しいので文句なし。要領は掴んだので、また作ってみよう。

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