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ありがとうございました!!(古谷充NEIGHBORHOOD BIG BAND Vol.24

2021年12月04日(土曜日)
あましんアルカイックホールオクトにて「古谷充NEIGHBORHOOD BIG BAND Vol.24」がありました。
いろんな事があった24回目の定期演奏会でしたが、本当にできてよかったなぁと思いました。

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2年ぶりの演奏会という事で、ワクワク半分・緊張半分以上!でした。
親父がいなくなり、事務的な作業やリハーサルブッキング、楽曲譜面の整理などたくさんの事を引き受けることになりました。
特に、チケットに関してはなかなかの問題がありました。

新型コロナウイルスの影響がどんどん少なくなってきた9月頃。
ホールの収容人数を50%で行きましょうかと言うことになり、席を一つ開けての開催決定にありました。
そこからチケットが手配されて、僕たちの売りチケットも今までの50%でスタートしました。
2年前、FAXで来てた予約の皆さんや年賀状を頂いた皆さんにDMを郵送しました。
すぐに反応していただき、FAXもどんどん入ってきて嬉しくてたまりませんでした。
会場の座席図に持ちチケットの印をして待機していましたが、どんどんチェックが入りました。
「これ、すぐに埋まるんちゃうか?」とか余裕なことを・・・
バチが当たりました!

10月下旬、ホールの収容人数が100%になりました。
すごくうれしかったのですが・・・・・・
今まで空けていた席が埋まると言うことで、それまでFAXで頂いていた予約の皆さんの席をまた変えないといけなくなりました。
プラス!!!
また、振り出しに戻ったかのようなチケットの数!(笑)
でも、何とか毎日何件かのペースで減っていきました。

当日、蓋を開けてみると本当に多くのお客さんに来ていただいて嬉しかったです。
いつもよりか少ないとは言え、多くのお客さんに来ていただきました。

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久しぶりに会うメンバーとのリハーサルは、和やかでした。
音楽を演奏しているよりも、喋りの方が長いのではと思うほど和気藹々でした。
いつものように「激烈」なラインナップをこなしてくれました。
今年は、前日にリハーサルを入れる事ができなかったので、本番当日のゲネプロで全員会うことになってのですが、楽しい時間でした。
とにかく僕の中で「これや!これがビックバンドや!」って毎時毎分毎秒思っていました。
音ネタよりもクオリティをと言うことで、始まったこのビックバンド。
みんなの楽曲に対する理解度や、個人の持っている膨大なサウンドライブラリーのおかげで、それぞれの曲がみるみるうちにいい感じになっていきます。
皆さんの演奏の中に、僕が入れてもらえてるのが最高に嬉しかったです。

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25年前、親父と宗清洋先生、東原力哉さんに引っ張ってもらって始まったネイバーフッド。
当時各大学のエースだったメンバー達が、一気に挫折したバンドでもあります。
音大・同志社・天理・立命・阪大・・・
そこで頑張ってきたメンバーです。

みんなすごいスピードで上手くなりました。
僕は、ただ親父と一緒に演奏してただけでした。

毎年毎年、いろんな事を演奏しメンバーも経験を積み今に至りました。

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昨年、親父が死んで新型コロナウイルスで中止になりました。
そして、今年の頭から徐々にスタートしました。
そこで、いろんな挫折がありました。
僕は、何もやってきてない・・・・
みんなは、立派にやってきてたから。
だから、一番小僧だったのは僕でした。

チケットの事、運営のこと、お金の回り方、みんなわからなかった・・・・
文化振興財団の皆さんにたくさんのご迷惑をかけたと思います。

今回のこの半年で、いろんな事を学べたと思いますが、まだまだだと思います。
でも、いつも思っている「多くのお客さんに聴いてもらって幸せになってもらいたい」と言う意思はより一層増えました。

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そして、いつものように接してくれたメンバーに感謝です。
自分の判断が鈍った時、何か上手くいかず途方に暮れ得た時、時間がなくてイライラした時でも普通に接してくれました。
居場所があってなんか嬉しかったです。

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家族にも感謝です。
情緒不安定になってる僕に色々気を使ってくれたり当日頑張ってくれました。
チビらも、取り置きチケットやお金の事をやってくれました。
音楽に専念できるようにしてもらいました!

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毎年お世話になっているPAの道下さんにもお世話になりました。
いつも無理難題を解決してくれて、演奏のストレスが全くありません。
おかげで、毎回既定のリハーサル時間を1時間ほど早く終わらせる事ができます。
そして、本番でお客さんが入っても、全然音場が変わりません。
音に専念できるいい環境を作ってくださいます。

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そして!
今回、ドラムの東原力哉さんにゲストで出演していただきました。
力哉さんは、このバンドの初代ドラマーです。
毎曲終わる毎に「私を〜(ビックバンドの有名ドラマー)と呼びなさい!」
と言っておられたのを今でも思い出します。
今のドラマー梶原大志郎と盛り上がってました。
アンコール最後の曲でドラムバトルをしてもらいましたが、今回は本当に呼んで良かったと思いました。

本番は、あっという間でした。
一曲一曲いっぱい思い出のある曲達ですが、あっという間の時間でした。
そして、2部から力哉さん登場です。
いっぱい盛り上げていただきました!

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今回の仕込みの最中に、パソコンから懐かしいデータが出てきました。
親父がやっていたヴォーカル塾の生徒さんに相談された事がありました。
それは、ビックバンドをバックに歌を歌いたいと言うものでした。
当時、ネットで検索する事ができましたが、なんせ海外のサイトだったので、送ってくれるのか心配でしたが船便で船便で10曲ほど送ってもらいました。
しかし・・・Youtubeもまだそんなに盛り上がっていなかった時代です。
譜面を買っても、参考音源がありませんでした。
そこで、Saxophone->全部古谷光広、Trumpet->全部峰崎芳樹、Trombone->全部大迫明で録音しました。
そのバンドに親父が歌っていたのです。
それも、単独(他の音が入ってない)で親父の音だけのトラックがあったのです。
今回、アンコールでこの譜面を使い、親父と一緒に演奏できたらと企画を練りました。
本番はうまくいけたと思います。
リハーサル中、親父がふっとマイク持って出てくるんちゃうかって思いました。
お客さんにも、楽しんでもらえて嬉しいです。

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今年25年を迎えました。
親父がやってきた25年を続けるために、来年も頑張ります。

そのためにも、ほんの少し休憩してまた来年頭から頑張ります。

最後に、ホールに足を運んでいただいた多くのお客さんに心から感謝いたします。
新しいスタートを切るネイバーフッドの門出の立会人になっていただきました。
皆さんにまた見に来てもらえるよう、精進していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

読んでいただきありがとうございます。 もしよろしければ、サポートもよろしくお願いします。 サポート頂いたお金は、各バンドの運営資金等に使わせていただきます。