古谷充とThe Freshmen LIVE @ 高槻 食の文化祭
2020年10月18日日曜日、高槻で開催されたイベント 「高槻 食の文化祭」に参加させてもらいました。
当日、色々とコロナ対策をしてくれたスタッフの皆さん。
屋台で美味しい料理を提供していた皆さん。
実行委員会のスタッフの皆さん。
そして、こんな状況の中でもイベントに参加してくださいました皆さんに感謝します。
いつも演奏だけに集中できるのジャズフェス、今回もたのしかったです。
今回のイベントは、親父がとても楽しみにしていたイベントです。
今年はコロナの影響で、高槻ジャズストリートが中止になり大変残念な気持ちでした。
親父も、もちろん残念な気持ちでした。
親父の音楽人生の1/3を占めていたこのジャズストリート、第一回から親子でお世話になっているイベントだけに、今回の食の文化祭での出演は親父にとっても、僕にとってもとても気合いの入ったLIVEになると考えていました。
7月に京都のLIVE SPOT RAGで盛り上ったのもあり、本当に楽しみにしていました。
その時の映像は、こちら。
この時は、まさか死ぬなんて親子で思っていませんでした。
スタジオには、すぐに帰ってくるつもりで楽器出しっぱなしでした。
親父が死んで、今、善章さんと本当に色々話ができるように思いました。
数年前、大学OBフルバン祭りに出た時、善章さんと同じ楽屋で当時の思い出や音楽に対する考え方などをお話しすることができた時、
「絶対復活させないと！」と言う気持ちでいっぱいになりました。
折しも、テイチクレコードから「古谷充とザ・フレッシュメンのファンキー・ドライブ&民謡集」が復刻されていて、そこから譜面を起こしました。
2018年8月に復活！
すごく楽しかったです。
善章さんとも色々お話が出来るようになり本当に嬉しかった。
僕が知っている親父と善章さんの演奏がいっぱい聴けると思いました。
演奏中は、プレイヤーですがファンとして聴いていました。
親父の駆け出しの頃のバンドを僕が今演ってる。
時代は違えども、演奏を完成させるプロセスが本当に楽しかったんです。
親父と善章さんのたわいもない話が、一気に60年前にタイムスリップして、僕も一緒に居れたように思いました。
日本のJAZZを引っ張ってきたパイオニアの演奏は、84歳、86歳になっても健在です。
苦労話、制作秘話、実は・・・・
本当に楽しかった。
善章さんは、親父が病院から式場に帰ってきた時も、お通夜の時も、告別式の時も、居て下さいました。
そして、そこで「続けような！」とおっしゃって下さいました。
親父がこの世からいなくなっても、ずっと生き続けれると思いました。
「古谷充とThe Freshmenはずっと続けような！」
僕が何処まで出来るか解りません。
今まで、とても暖かい毛布に包まれて生きてきたから。
頑張るのみです！！
高槻 食の文化祭は1日目は残念な事に雨で中止になってしましましたが、2日目は晴天でした。
15時からの出番でした。
僕は親父と一緒にアルトで参加しました。
吹きすぎたかも・・・（笑）
でも、一緒に演奏できました。
40年以上使っていたこのアルトは、コンディション120％！
親父の指に馴染んでますが、でも吹けた事に感謝です。
今回のトランペットは、ユン・ファソン。
僕の音大時代の同期で、駆け出しの頃から頑張ってきた仲間です。
いつも気を使ってくれる素晴らしい同期です。
一緒に演奏してて本当に楽しかったです。
ベースは魚谷のぶまささんです。
親父のやっていた別のバンドでも参加してもらっています。
オカンの事とかも心配してくださりとても嬉しかったです。
演奏中も鉄壁のボトムを演出していただきました。
ドラムは、Von Baron。
最近一緒にやらせてもらっています。
僕の変な英語にも対応してくれて嬉しかったです。
LIVEも楽しそうに演奏してくださいました。
演奏時間がジャズストルールで45分でしたが、アンコールが来たのは本当に嬉しかったです。
（お答え出来なくてすいませんでした。）
親父が居たなら何と言ってたのかなと終わってから思っていましたが、すぐに答えが出ました。
「変われ〜〜！！」
これしかないです。（笑）
今はまだまだですが、またスケジュールをブッキングして「古谷充とThe Freshmen」を続けていきたいと思いますので、応援の程宜しくお願いします。
2020.10.18 @ 高槻 食の文化祭 セットリスト
01 Stranger In Paradise
02 佐渡おけさ
03 Taboo
04 Soul No.1 (大塚善章オリジナル)
05 癋見悪尉 (大塚善章オリジナル)
最後までありがとうございました。
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