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大谷翔平は余裕を超えた余韻がある

#62

夜勤明け、うるう日は、朝から頭痛。
体調が悪くてふとんの中でグズグズしていたら
つけっぱなしのテレビからの一報で目が覚めた。
大谷さんの結婚に驚いて頭痛は一発完治。
コーヒーでも飲んで落ち着こうと続報を待ち、
みんな大好き大谷さんの結婚相手となれば
大きなお世話だがどうでもいい話ではない。
大谷クラスの大物になると相手によっては
全盛期のキムタクのときみたいなことになる。
「もっとほかに…」とツッコんだ記憶が。
大谷さんの場合、周囲の色めきをよそに
野球に専念し、プレーに集中するための報告。
それ以上でもそれ以下でもない。
品行方正な令和のスーパースターは、
昭和に遡って矢沢永吉の言葉と重なる。
大谷には矢沢の成りあがり的な泥臭さはない。
矢沢はギラギラしていたが大谷はスマートだ。
「散々な目に遭う、落とし前をつける、余裕」
有名な矢沢の言葉だ。
今や日の丸を背負う悲壮感なんて皆無の時代。
散々な目に遭わないし、落とし前もつけないが、
余裕というワードに二人を結ぶ共通点がある。
全方向に気を配り感謝の気持ちを素直に伝える
大谷が纏うオーラには余裕を超えた余韻がある。
アスリートは楽しむという言葉を好んで使うが、
結果が伴わないとこの言葉は説得力を持たない。
気負いのない自然体の振る舞いが余韻を残し、
その佇まいがさらに存在を際立たせる。
矢沢の言葉を僕なりに勝手に解釈すると、
「勝ち組の勝つためのメンタル」だ。
余裕を超えた振る舞いで余韻を残して圧倒する。
メジャーリーガーはバスで移動はしないけれど、
ルイジアナ、テネシー、シカゴ、ロサンゼルス、
『トラベリン・バス』の歌詞のように
「キツい、旅だぜ、お前にわかるかい」と叫ぶ、
矢沢の言霊と大谷の覚悟が時を超えて交錯する。
全米をロックで駆け抜けた YAZAWA と、
全米をリアルに駆け抜ける大谷の姿が重なる。

今週の虎党の呟き🤔

やっばり気になってしまう大谷工業の株価。

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