見出し画像

新しくサービスを始めます

はじめに

気づいたら3か月ぶりの更新になってしまいました。この四半期から、毎月1つ書くことを目標に、再び定期的に発信できたらと思っています。今回は、当社(RFI)で新たに始めるサービスについて書いていきたいと思います。

個人投資家向け実践学習支援サービス

これまでRFIでは主に2つの活動を行ってきました。1つは、一投資家として長期視点で投資先企業を応援すること。もう1つは、インベストメントチェーンにビジネスとして関わる方たちと連携し、より良いエコシステムを作ることです。
一方、昨年末から改めて、自分たちがなぜ・何をしたいのか、何を実現するのか、どうやるのか、チームで議論を重ねてきました。その一つの結論として、個人投資家向けに、個別企業を理解して行う株式投資(以下分かりやすく、株式ファンダメンタルズ投資と呼びます)の実践・学習をサポートするサービスを作りたいと思っています。
詳しくは下に書きますが、新たなサービスを作る上で、ぜひ読んでいただいた方の力をお借りできたら大変有り難いです

サービスに込める想い

サービスを作る目的・理由はいくつかありますが、根底にあるのは、「株式ファンダメンタルズ投資を通じ、経済面と精神面でリターンを得て、充実を感じられる人を増やしたい」、「そうした仲間と共に上場企業を応援することで、より良いインベストメントチェーンを創りたい」という想いです。

年金2,000万円問題や、コロナ禍が生んだ金融資産価格の上昇で、投資に関心を持つ人は増えていると感じています。一方で、日本では投資を行っている人は少数派で、投資を始めるハードルはまだまだ高いと思います。
その中で、投資を始めたり、上達を目指す人が利用できる情報・サービスに目を向けると、単純化した内容や手法を渡すものが多いように感じています。
投資のノウハウは実践知の部分が多く、教えられた内容・手法だけで安定した成果に繋げることは難しく、試行錯誤を通じて学ぶ必要があります。試行錯誤で得たアウトプットをうまく活かすことで、学習が進みやすいと思いますが、そこに寄り添い支援するサービスは現状十分ではないのではないかと思っています。

加えて、私は個人投資家こそ、ファンダメンタルズ投資に向いていると思っています。ファンダメンタルズ投資の要点は、長期で成長する可能性のある企業を見つけ、信じて託することだと私は考えます。しかし、長期の成長見通しは、どんなに突き詰めても不確実性が残るため、合理性だけで信じて託することは困難です。
機関投資家は顧客から、合理的な説明責任が求められること、(少なくとも現状は)短い時間軸で投資成果を上げるインセンティブが強いことから、長期にわたり信じて託すことが難しい部分があります。
一方個人投資家は、(もちろん合理は大事ですが)合理性に過度にとらわれず、企業の想いやビジョンに共感して不確実性を乗り越え、長期で企業が生み出す成果からリターンを得ることができるのではないかと思っています。

こうした認識を基に、RFIではカルチャーセンターのように、気軽に始められ、他者と関わりながら楽しみつつ、継続して学び上達していけるようなサービスを作りたいと思っています。

まず投資に関する相談サービスを始めます

とは言ったものの、現状私たちは株式ファンダメンタルズ投資を実践する際に、個人の方がどういう疑問や課題に直面するのか、よく分かっていません。
そこで、まずはファンダメンタルズ投資相談サービスを始めてみました。こちらでは、具体的な疑問・質問、何となく感じる課題感、個別企業の将来性等、ファンダメンタルズ投資に関することであれば何でも歓迎です。Yahoo知恵袋のように気軽に状況を共有していただければ、できる限りのサポートをしたいと思っています。
相談の進め方としては、私のやり方や結論を押し付けるのではなく、一緒に考えるアプローチを中心に、ご要望次第で教えるアプローチも併用する形にしたいと考えています。また、一度限りではなく、その後も気軽に質問相談してもらえるような関係を持てたらと思っています。

お願い

正直に言うと、現状は相談者との出会いにとても苦戦しています。もしここまで読んで役に立ちそうなサービスだなと思っていただいたら、こちらの記事を紹介・拡散いただけたらとっても嬉しいです
また、もしサービスを受けてもいいという方がいたら、ぜひお願いします!。スキルシェアプラットフォームに載せているサービスはこちらになります。
https://www.timeticket.jp/items/111997/
https://coconala.com/services/1661240
https://menta.work/plan/3493

「より確信をもって投資判断ができる」、「株価の動きに振り回されない」、「自分の癖や死角によるマイナスの影響を減らせる」、「実践からの学びを濃くできる」、「ファンダメンタルズ投資の楽しさを理解できる」、といった効用を目指しています。

最後に

これまで私はB2Cビジネスには関わってきませんでした(公募投資信託の運用はB2B2C)。ただ、スパークス時代に投資信託のイベント等で個人投資家の方と直接お話し、「話がためになった」、「以前からファンドに投資しています」といった声をかけていただいてうれしかったのを覚えています。
今後は、投資信託を運用していた時よりも個人投資家の方に近い位置で、価値を感じてもらえるサービスを作っていけると思うとわくわくします。どうか私たちの新しい試みを応援していただけたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?