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一日一言(1月1日)

1.安岡正篤(心を養い、生を養う)

『年頭自警』

一.年頭まず自ら意気を新たにすべし
二.年頭古き悔恨(かいこん)を棄(す)つべし
三.年頭決然滞事(たいじ)を一掃すべし
四.年頭新たに一善事を発願(ほつがん)すべし
五.年頭新たに一佳書を読み始むべし

※1 悔恨とは
   過ちを後悔して残念に思うこと
※2 決然滞事とは
   断固たる決意をもって、
   滞っていたことを片づけること
※3 発願とは
   人々を救おうという心を起こすこと
※4 佳書とは
   精神の糧になるような書

2.森信三(修身教授録)

『真の人間生活への出発』

大よそわが身に降りかかる事柄は、
すべてこれを天の命として
謹んでお受けするをするということが、
われわれにとっては最善の人生態度と思うわけです。
ですからこの根本の一点に
心の腰のすわらない間は、
人間も真に確立したとは言えないと思うわけです。
したがってここに
われわれの修養の根本目標があると共に、
また真の人間生活は、
ここからして出発すると考えているのです。

3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)

『みんなで楽しむ正月』

おもしろや ことしのはるも 旅の空(去来文)

正月は 心に泉がわくように
たのしい うれしい
みんなで いっしょに・・・。
でも私は今年の正月も
旅の空をながめつつ
しずかな あかるい村を
ひとり 歩いている。

みんなで楽しむ正月・・・
これは最高に幸福。
ひとり旅の村の正月・・・
これも最高の幸福。

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