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形而上学 実践哲学の学び Vol.20

第ニ章 人間

20.人間の価値

人間の価値は「死んだ時にわかる」
「亡くなってみて、初めて分かる」と言うが、
人間の価値は人間が決めるものではない。
と言うより、人知で決められるものではない。
それは、「価値の尺度がない」「価値観の違いが有るから」
「それぞれ人の見方が有るから」という意見も有るが、
実は、一個の人間の誕生を許し、
一生を通じて抑制、監督する「或る存在」が
在ることを無視できないからだ。
だから「自分で納得する人生を・・・」という
自己満足では終わらないのだ。
一生で何をしたか?
「役に立った度合いによって決まる」と
神、佛は言われている。
それには、次の世が控えていることも
その理由に有る。

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