一日一言(1月18日)
1.安岡正篤(心を養い、生を養う)
『孝心』
人として生まれ出でた子がその親に対して
おのずから催す感恩報謝の情意を、
実に「孝心」、
あるいは単に「孝」と言う。
孝こそは我々がその最も直接な造化に
対する帰順合一であり、
孝によって我々ははじめて真の意味における人となり、
あらゆる道徳的行為はここより発する。
真に孝は徳の本であり、
教えによって生ずるところである。
→親孝行の孝
感恩報謝は非常に重要
まずは家庭の和合から
家庭→仕事→地域→社会の順番である
仁徳を意識する。
2.森信三(修身教授録)
『真の誠への歩み①』
真の「誠」は、
何よりもまず己のつとめに
打ち込むところから始まると言ってもいいでしょう。
すなわち誠に至る出発点は、
何よりもまず自分の仕事に
打ち込むということでしょう、
→目の前のことを一所懸命に打ち込む
隣の芝生は青く見えるかもしれないが、
まずは目の前のことができなければ
何も成し遂げることなんてできない。
3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)
『芸術の神髄』
春もやや けしきととのふ 月と梅
(木因宛書簡)
空には 丸い丸い
大きな 満月が ひとつ
春のもやが
ねむるように かすんで
しずかに 風に流れている
梅の花が ほほえむように咲く。
月と梅の絶景の芸術
日常の自然の景色の中に芸術がある。
芸術は深く入り込むほど広くなる。
→自然を芸術と考えたことがなかった
そう考えると非常にいつも当たり前の
風景が非常に感慨深いものになる。
そのような心がけでいると
普段の景色が宝物になる。
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