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一日一言(1月12日)

1.安岡正篤(心を養い、生を養う)

『大努力①』

 修養のしかたによっては、
人間にはいかなる能力があるか
わからぬほど貴い。
研究すればするほど、
人間の美質は発見せられ
能力が発揮せられるのである。
学校の成績は平均点が三十点でと四十点でも、
それは己は駄目だと考えてはいけない。
大いに有為有能の人材となる
大理想を持ち大努力をせねばならぬ。
 大努力をなすには、
当然自ら苦しまねばならぬ。
苦しんで開拓したものでなければ本物ではない。
人並みの努力をしたのでは
秀れた者にはなれない。

→大努力
 自分が苦しむ
 そして悩み苦しんだ先に見えるものがある

2.森信三(修身教授録)

『引金を引く』

読書は、いわば鉄砲を狙うようなものです。
しかしいかにねらいは定めても、
引金を引かない限り、
一向恐ろしくないでしょう。
引金を引くとは、実行ということです。
そこでどんなに本を読んでも、
実行の心がけのないような人間は、
恐るに足りないのです。

→実行あるのみ
 アウトプットして自分のものとする

3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)

『自分を愛する仲間』

花にあそぶ 虻なくらひそ 友雀
(続の原)

みんな チュンチュン
楽しそうに 花に乗って
仲よく遊んでいる 雀さんたち
虻も 同じ花に集まって
仲よく遊んでいる仲間だよ。
けっして けっして
食べてはいけないぞ!

虻だっていやいや生きているんじゃない!
自分を愛して、自分を大事に生きている。
でも食べないと生きられない。

→仲間だとしたら助け合う
 自分を大切にすると共に
 相手を大切にする

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