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「中原の虹」第四巻 浅田次郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

やっとわかったような関係。

愛新覚露(文字を持たない民族)
ヌルハチ→ダイジャン(代善)→
フーリン(福臨)=三代順治帝(まだ
文字を習ってばかりの幼帝)

六代乾隆帝(めちゃエライ)→
ひ孫の嫁・西太后→(光緒帝)→
ラストエンペラー十二代溥儀。

もとはといえば、ヌルハチの
子孫なのね。

梁文秀ー日本に亡命
宋教仁ー暗殺
(このとき、トーマス・バートン
記者も死ぬ=ミセス・チャンの
恋人)

大連は、「ダーリニー」という
ロシア語が由来。

そして、春児、春雷兄弟の再会。
P269
「なぜ宦官になどなった」
「なにゆえ馬賊などにおなりになった」
・・・痺れる!

春児(チュンル)の河北なまりの
発音、チュナァル。いいね。
春雷と、りんりんの兄妹の再会。

最後は、過去の順治帝と、
現在の張学良(張作霖の息子)が
共に中原を超えることを
夢見るシーン。
(時間差で)

大歴史ロマンだ!!
しかし、張作霖はのちに
列車爆破され、死んだらしい。

中原の虹の主人公は張作霖だった
と私は思う。

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