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「ジオラマ」桐野夏生さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)


おもしろかった短編集。

何がイイって、
あとがきに1つ1つ短編に関して
エピソードが書いてあるの。
わかりやすい。

昔はネタばらしみたいで
あとがきは嫌いだったけど、
だんだんボケてきて、
ありがたくなってきたなー。

おもしろかったのは、
ドイツ人と、日本人のハーフ、
カールこと、有理(ゆうり)の話。

「デッドガール」は
売春婦の死体との会話。

「六月の花嫁」は、
ゲイのダンナが主人公。

「ジオラマ」は、
赤い髪の女と、上の階の男の
不倫(←この男、大手銀行つぶれて、
プーになる)。

なぜ、本のタイトルを
「ジオラマ」にしたのかが、
わからん。

私なら、ドイツ人の話、2話、
「ねじれた天国」or
「黒い犬」(←こっちやね)
にする。
それか、ドイツ人で別のもう1作入れて、
それをタイトルにするなー。

なーーんて偉そうな感想。笑。

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