「眠れぬ真珠」石田衣良さん（読書感想文）（＊ネタばれ注意）

主人公、銅画家、45才女性と、
映画助監督の卵、２８歳青年
との１７歳差恋愛。

いろいろあったけど、
結局　HAPPY　ENDの
この小説。

最後に、自分へのご褒美に
タヒチ旅行と真珠。
そこへ青年が現れて・・・。

印象に残った2言。

P117「いいじゃない。
もう遅いんだし、うちに泊まっていけば」
～略　恋は何て不思議なんだろう。
誰かがほんの数センチ視線を
動かしただけで、
幸福の絶頂になる。

P207「運命とは、皮肉なものである。
必死になって答えを探している
人間の前に、魅力的な、けれど、最悪の
選択肢を示すのだ」

衣良さんの描く女性は
いつも中年で、独身だけど、
職があって、リッチ。

貧乏な独身女性は
どうしたらいいのだ～？