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「氷点」㊤ 三浦綾子さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
なんとなく古いけど
おもしろい。
ドラマがあって、みんな
幼くて、悩んで。
その中で、たぶん主人公の陽子
(殺人犯の娘となっている)だけが
魂がキレイなんだろう。
辻口啓造の、中途半端な
「敵を愛せよ」という聖書の言葉の
理解と、妻・夏枝の不貞への
怒らりから始まった、陽子育て。
あまりにも胆略。
息子の徹が、陽子に惹かれていくのを
怖がっている夏枝の幼さ、ゾッとした。
夏枝は美人だけど、アホで、
自分だけが可愛い女。
啓造の策略を、7年後に知って、
怒り狂う。
そして恐ろしいのは、
陽子の天使っぷり。
なんか、ドロドロしてるなー。
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