「残り全部バケーション」伊坂幸太郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
① 残り全部バケーション
岡田という殺し屋が
足を洗うために、
「友人を作れ」と
溝口から命令されて、
離婚済み夫婦+娘と四人で
ドライブに出る。
でも、岡田、途中でいなくなり、
母は娘(高校生)に、
車を運転するように言う。
② タキオンア作戦
岡田が父から虐待されている
少年のために
タイムワープ劇を作る。
少年の父に20年後の本人を
作り上げさせて
息子を虐待するひどい未来が
待っていると言う。
③ 検問
溝口、検問にひっかかるが、
二転三転、
その車自体、警察官が
金を隠した車で、
誘拐した女は、
議員殺しの一人で、
三人で警察がトラックに隠していた
大金を山分けしてバイバイ。
④ 小さな兵隊
岡田の幼少期(10才)
ボクの父が母と離婚して、
父、スパイみたいに
ボクを見ている。
弓子先生、危険、とか。
危機一髪のとき、
父がデパートの屋上から
銃で犯人の男の目をつぶし、
岡田くん、優勢に。
「問題児」に対する
「答え児」はよかった。
しばらくして、岡田くんも転校。
弓子先生は、辞職で、ボクには、
何もなくなった@10歳、とな笑。
⑤ 飛べても8分
溝口が自分のせいで、
死んだ?
岡田のことを悔やみ、
上長を殺そうとする話。
結局、岡田は死んでなくて、
スイーツのHPやってた。
すべてが入り組んで、
おもしろいこういった短編、
伊坂さん、どうやって作り出してるのかなー?