見出し画像

樹木葬の生前予約

先日、誕生日の前に
樹木葬の生前予約をしてきた。

ひとつ年を取る前に
やっておきたかったこと。

実家一族が入っているお墓に
どうしても入りたくなかった。
悪魔がお参りにきたりしたら、
私はラップ音とか鳴らしそうなので。

樹木葬の生前予約。
名前をプレートに入れるか否かの
選択があったけど、本名しか
ダメだったので名無しにした。

天国では父とユメちゃんが
待っていてくれる。
そう思うと、自分のお墓が決まり
ほっとした。

この話を事前に心療内科の先生に
話した。
先生は60才くらいの男性で
一度、生死の境をさまよった。
だから、自分の意思はちゃんと
示しておいたほうがいいと言われた。
先生も自分の実家が嫌いなので、
自分のお墓をもう建てているとのこと。
奥さんと子供さんだけで入りたいそうな。

価値観が全く同じ先生に、
ますます親近感を抱いた。

ともあれ、体の始末は終わった。
魂の行先も決める方向で残りの
人生を考えてみようと思う。





#創作大賞2024
#エッセイ部門

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?