「死神の精度」伊坂幸太郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
これは、めっちゃおもしろかった!
死神の「ミュージック」好きも、
ちょっとした単語の勘違い、
言葉遊びしてるなー、と思った。
死神である主人公の
人間社会名は、「千葉」。
(他の死神も必ず地名が
苗字に使わている)
で、いろんな姿に変われる。
情報部から、ミッションで、
人間を7日間観察し、
8日目に「可」を出す。
「可」は、死。
「見送り」は、今回は見送り。
とにかく、死神の真摯さが滑稽で、
かわいくて、しかも、どこか
ハードボイルドしてて、たまらん。
6話あるんだけど、その間、
数十年流れているようだった。
私は「死神対老女」(6話目)が、
好きかな。
4話目の、「恋愛で死神」で、
20代だった女の子が
70過ぎのお婆さんになっていて、
死神の姿をすぐに見分ける。
おもしろかったー。
*死神が好きなものはミュージック*