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至福の時(エッセイ)

至福の時。

それは、図書館で
次に読む小説を
時間にとわられず、
ゆっくり探しているとき。
 
文庫のほうが軽いけど、
ハードカバー(約1500円)の
本をタダで読めるなんて、
すごい贅沢。
 
かつて誰かが
人類が滅亡しても
小さい図書館が1つだけ
残っていれば
ある程度文明は残ると
説いていた。
 
ま、私が読むのは
もっぱらフィクション小説で、
文化人類学的な
書物には縁がないのですが、
すてきな説だなぁ、
と思う。
 
ワンピースのニコ・ロビンの出身地、
オハラみたい。
 
いくつになっても本は
私に翼をくれる。

空想の翼。
 
若い頃ほど、
とんでもないとこに
飛んで行ってはしまわないけど
現実の生活から
適度な距離を持った
空へと飛んでいける。
 
そして、
何度も言うけど、
私は人に翼を与える
物書きになりたい。

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