「蓬莱」今野敏さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
素晴らしい本を読むと、
しばらく感想が書けない。
ちょっとクールダウンしてから
と思うのだ。
これも読破3日後くらいに書いた。
この作品が1994年のものだとは驚く。
「蓬莱(ほうらい)という
ゲームソフトをめぐっての事件。
中国の「徐福」という人物(=古代の
プログラマー?)をモデルにした
国造り。
てっきり、最近書かれたものかと
思ったら、1999年のコンピュータ問題?
以前のものでびっくり。
主人公、渡瀬(ワタセ・ワークスの社長)
と安積警部補、バーテンダーの
坂本(元極道)を中心にストーリーは進む。
そして、壮大な日本の歴史。
過去・現在を通して、未来までも
プログラミングしようとする政治家。
特に、歴史が面白かった。
秦の始皇帝をあざむいて
日本?に逃げた徐福。
数学やプログラミングも
2023年の今と、ちっとも
引けを取らない気がした。
徐福伝説、読みたいなぁ。
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