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「すべて真夜中の恋人たちへ」川上未映子さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

おもしろ、重たかった~。

主人公、入江冬子(30代半ば)、
校閲のフリーランス。

孤独でだんだんアル中になっていく
過程、他人事ではなかった。

そして、プラトニックで
好きになったオッサン、
三束(みつつか)さん(58才)。

高校教師(辞めて5年経っていた)で
光のうんちく。

そして、冬子の気持ち。

P272
「どうでもいいわたしが
どうでもいいものを食べつづけて
さらにどうでもよくなっていく
感じだった」

まさに、私。
アル中の時も、今も。

でも、30代半ば、
友達とケンカしたりで、
まだ、人生の途中って感じがした。

おもしろい本だった。

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