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「夜叉御前」山岸凉子さん(マンガ感想文)(*ネタばれ注意)

解説は、夢枕獏さんで、
「花とゆめ」「ララ」という
少女誌の昭和51~52年号に
触れていた。
懐かしい!

木原敏江さんの「摩利と新吾」の時代。

あの頃、少女漫画と、大人マンガが
混じっていたな。
山岸さんは、もちろん、大人マンガの人。
日出処の天子なんて、深すぎ!!

そして日本画のような絵。
この作品集もおどろおどろしい
作品だった。

不老不死の巫女になった少女の話。
人を動物や虫にかえてしまう女の話。
津波や笛吹き童子の話。
琵琶法師と平家につられて
海に潜っていく女の話。

なんせ、カラー画の美しさ。
獏さんも言っていたけど、
こんなシックな色合いは、少女漫画では
なく、日本画だと思う。

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