この世のおわり（詩）

金の雨が降る
太陽が粉々だ
やっときた　この世のおわり
待っていた　この世のおわり

ノアの箱舟も
もう役には立たない
伝説が過ぎ去っていく
あっけなく　この世のおわり

銀の雪が降る
月の破片が突き刺さる
ギザギザの　地面が痛い
誰一人　生きる者なし

やっときた　この世のおわり
遅すぎた　この世のおわり

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