【永久保存版】 本帰国 完全マニュアル (原稿用紙25枚分)
はじめに簡単に自己紹介!
はじめまして!ボストンに2022年に渡米し、2024年3月に本帰国をしたヒロと申します。普段は2個のインスタアカウントとYouTubeを運営しており、下記内容を発信しております。
・役立つアメリカ生活情報をまとめたアカウント(IG:@uslife_info)
・旅行に関する個人アカウント(IG:@hiro_boston_)
・YouTubeチャンネル(学べる旅チャンネル @hiro_happyholidays)
さて、私は一人でアメリカに渡航し、本帰国準備もほぼ一人で行いました。この記事では、私の実体験をベースに「本帰国時のチェックリスト」をとにかく分かりやすく示していこうと思います!
実は本帰国は渡米時と同じくらい多くの手続きが存在し大変です。。やり残しがないようにこの記事をチェックリストとしてご活用ください!
P.S. この記事は駐在員・駐在帯同の方向けの記事になります。また独身での渡米だったためお子様関係(学校・病院など)の情報は含んでおりません。そちらの点、ご留意ください。
有料だからこそ書ける少しグレーな情報(?)も盛り込んでいきますので、
是非参考にしてください。(特に銀行・郵便転送・クレカの裏技も!)
項目別に解説
1. 帰任日の決定
まず初めに帰任日の決定です。正直ここが決まらないと何も動き出すことができません。駐在の場合は帰任タイミングは会社都合になるかと思いますが、なるべく早く日程を明確にすることをおすすめします。
一般的に日系企業の方は3月帰任、MBA関係の方は夏帰国が多いイメージです。特に3月帰任の方は注意が必要です。なぜなら日本人の移動が重なるため業者の予約が難しくなるからです。(飛行機・引越し業者・不要物売却など)
詳しくは後ほど解説していきますが、最低でも2ヶ月前には帰任タイミングを確定させて、早め早めに準備を進めておきましょう!
2. 賃貸契約の終了 (家財保険+電気)
続いて帰任日が決まったら賃貸契約の終了の手続きが始まります!
ここが結構たいへん(トラブりやすい)ので注意してお読みください。
やることは大きく分けるとこの3点です。
① オーナー or 管理会社との契約終了のやり取り
② 水道・電気・家財保険の解約
③ 敷金(Security Depositの受け取り)
まず初めに①賃貸契約に関してです。
帰任のタイミングが決まったらまずは契約書を確認しましょう。アメリカの多くの賃貸では「60 day’s written notice」というシステムを採用しております。
分かりやすく説明すると「退去するなら60日前には通知してね」というものです。もしこの通知をしないと、契約満了日で強制退去 or もしくは自動更新 (来月分請求)になってしまい大きなトラブルになります。
もし心配の方は90日前くらいにメールで現状を伝えどのように進めていくべきか大家さんか管理会社と相談しておくと安心です(私はこうしました)
また駐在員の方は帰任前はホテル滞在をする方もいると思うので、退去日より少し前にホテル滞在を始め、家がなくなる状況を防いでおくと安全かもしれません(ぜひ余裕を持ったスケジュールを)
続いて、②付随する契約の解約です。
まず水道ですが、こちらは賃貸契約と紐づいている場合も多いです。なので大家さんに解約手続きが必要か確認しておくとよいでしょう!
電気に関しては、家とは別に個人で契約していると思います。私の場合はEverSourceという会社との契約だったので直接電話で◯月◯日に止めてくださいと連絡しました!(電話必須だったりするので頑張りましょう)
電気を止める日に関しては契約書に書かれていると思うので(退去日前日等)そちらに従って確定しましょう。
家財保険に関しても日付を確定してキャンセルの連絡を入れましょう。通常は退去日もしくは退去月で解約すれば問題ないです。バタバタしていると忘れがちなので注意しましょう!
※WIFIに関しては項目6で解説します。
ここまで終われば後は退去日を待つのみです。
退去時に日本とちょっと違うな〜と思ったことは、「掃除はあんまりしなくてもいい(どうせ業者が入る)」「立ち会い無し(鍵おいといて〜)」です。
契約さえ終わってしまえば意外とあっさりで、忘れ物があったら捨てておくね〜と言われました(笑)←最後までアメリカっぽい。
3. 引越し業者の選定
少し話は変わりまして、引越し業者についてです。
日本に帰国される方は船便・航空便で荷物を送る方も多いと思います。
特に船便は結構前(2ヶ月前)の送る方も多いので、帰任日が決定したらまずは早めに連絡を入れましょう!
業者の選定は、自分で行う場合と会社がしてしている場合があるので、会社のルールに従いましょう。ちなみに私は自分で数社見積もりをとって一番安いところを選ぶというルールでした。(←忙しい中面倒くさかったよ…笑)
業者が決まったらどのくらいの荷物を送るか内見が始まります。家に来てみてもらったり、オンラインでも対応いただけると思います。荷物の量は少し多めに伝えておいたほうが後々安心です。
私の場合は日通の航空便100kgのみですべての荷物を送りました。退去日2日前くらいに搬出をお願いし、荷物を送った後はホテル滞在をしました。
当日は日本人のリーダー1人と現地の作業員2名が手際よくどんどんパッキングしてくれました!ただ日本ほど黙々という感じでもなく、作業員の方と「アメリカはどうだった?」「日本のどこに帰るの?」などおしゃべりしながらの搬出でした!←ここもアメリカっぽい(笑)
最終的に航空便は3週間程度で日本の家に無事届きました。特に壊れているものもなく満足しています!
最後に補足です。帰国時ですが、「不用品は詰めないこと」を強くおすすめします。日本帰国後に段ボールが大量に届くのですが、ほぼいらないものが届きます。というのも日本に帰ったら欲しいものはすぐ帰るので、結局荷物が届く前に買ってしまうんですよね…(調理器具・洋服など)
そして荷物を全部開けて再配置するにもかなりのエネルギーがいります。
なのでなるべく現地でいらないものは廃棄or譲渡して、日本でもう一度買い直すほうが圧倒的にオススメですよ!!
4. 飛行機の手配
次は飛行機の手配についてです。
帰任日が決まったらなるべく早めに航空券の手配を行いましょう。
航空券種類に関しては、これも会社ルールがあると思います。もし可能であれば日程変更可能なものがオススメです(←思わぬトラブルがあったりしますからね。)
航空券を選ぶ際には荷物を持ち込める量も確認しておきましょう。
特にお土産や洋服(帰国後すぐ着たいもの)は手荷物で持っていきたいと思うので、そこも事前にイメージしておくと良いです!
また、帰国後の行先・交通手段も抑えておきましょう。
日本の家がない場合はこちらもホテル滞在になる場合もあると思います。また荷物が大量にある場合は大型タクシーなどを手配しておくのもいいかもしれません。
補足として航空会社やクレジットカードの付随サービスで荷物の郵送をしてくれたりする場合もあります。もし活用したい場合はそちらにも早めに連絡をしておきましょう!
5. 家具・家電の処分
次に家具・家電についてです。
まず初めに持ち帰るかの判断を行います。私の場合は家具はレンタルだったので返却し、家電はほぼ廃棄or譲渡しました。
特に家電は日本とアメリカで電圧・コンセント形状が異なるので変圧器等が必要になったりします。個人的にはすごく強いこだわりがない場合は他の方にお譲りするほうがいいのかな?と思ったりします。
ここでは販売する方法をいくつか紹介します!
1つめは「掲示板」です。アメリカでは各エリアにネット掲示板というものが存在し、そこで売買が行われたりします。利点は日本人相手なので交渉が簡単なことで、欠点は比較的安くしか売れないことです。最近はLINEグループで売買を行う場合も多いそうなので、帰任が近い方同士で情報交換することをおすすめします。
(ボストンの例. https://kaigai-bbs.com/usa/bos/)
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