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終息と収束

経済の活性化を狙ったGo toキャンペーンなどで少しだけ、
そして一時的に盛り返すような動きを見せる一方で、
予想通りの感染再拡大も見えつつあります。

本格的な冬に向けて重症者数の増加が
ポイントになりそうですが、
誰もが言う様に、
このウイルスがこの世から無くなることはもはやなくて、
治療法が確立されるまでの"共存"が課題。

その中で使い分けに悩む「終息」と「収束」

簡単に言うと終息は完全解決で、
収束はある程度落ち着く、のような感じ。

とするならばもうこの件に関しては
「終息」はありえないと思います。

ここまで万人が意識する事などなかった
手洗い・うがい・マスクを持ってして
インフルエンザの蔓延は抑えられ、
それでも感染者が出続ける新型コロナウイルス。

確かに世界的に見ると死亡者重症者も
感染者の数に比例して増加はしていますが、
そのインフルエンザと比べるとどうなのか?

違いは発症してすぐに最寄りの病院で対処できるかどうかだけ。

この点だけが未知で確かに怖い。

そしてそこに"万が一"を考える人と考えない人との間に
意識差が生まれ論争が起こり、
行動の差が広がっています。

そこで単純に
楽観主義派が50%慎重警戒派が50%だとして、
前者は以前通りの行動に戻り
後者は厳戒態勢の自粛を続けるとすれば、
50%の外出を伴う消費は消えたまま。

実際は通販だったりデリバリーだったりで
この数字の通りではなく複雑ですが、
どちらかに100%になる事はありません。

まあこれはコロナ騒動以前を100%とした話で、
その100%時代が本当に便利で良くて正しかったのか?
という意識の変化が急激に進んでいる事も
サービス提供側は考えないといけません。

その偏ったどちらかをターゲットに業務形態を移行していったとして、
そこがまたパイの取り合い。

そしてこれまで消費していた事への疑問を持った人も少なくなく、
全体としての天井はグッと低くなってきます。

他分野へと手を伸ばしていくか、
業態を変えるか、はたまた辞めるか。

12月という繁忙期を迎える前に各業種共に考え
行動に移すにはほとんど時間もなく、
年を越したタイミングで淘汰されるのは、
思考と知恵を動かさないところなのかもしれません

自分の手持ちの駒は何なのか?
その駒で持ちこたえられるのか?
いつまで持ちこたえれば良いのか?

この状況下でも
「そんなこと考えている暇なんてないぐらい忙しい!」
という所は難なく乗り切れると思います。

問題は手も体も空いていて、
ため息をつきながら漫画でも読んでいる様な、
考える事を放棄して、
繁忙期になれば…とか
年が明ければコロナも…なんて、
不確定な期待に全力で寄りかかっている所。

「コロナウイルスも撲滅できて良かったね」
なんてめでたいお正月は恐らく来ません。

思考とモチベーションを終息させず考えて動く事。

なんてことを書きながら自分の尻に火を付けています。

頑張りましょう。
頑張ります。

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