見出し画像

ひろろん君、遊びましょ

最近バイト先で大学生から「何年生ですか?」ってめちゃくちゃ聞かれます。アヒルタイタンのひろろんです。お久しぶりです。

先に断っておくと、今回、怖い画像は出てきません。ちょくちょく内容と関係ない食べ物の写真を貼ります。怖くなりそうだからです。
夏はホラーで涼しくなろうだなんて、誰が言い出したんですか?

さて、今年も暑い夏がやってきたわけですが、僕は毎年夏が始まると1つのトラウマ(だったもの)を思い出します。

それは20世紀少年です。

中でも映画の1作目です。

今はそんなこと無いんですが、僕は小〜中学生の頃、恐怖に押し潰されて、呪いがかかったかのように何かが出来なくなる事がありました。

例えば、リビングで巨大なGを見たことで、数日間リビングに近寄れなくなったり、本当にあった怖い話を見たことで、鏡を見ることが出来なくなったり…。情けない話です。
ちなみにこれらの解除方法は無く、時間が解決してくれるのを待つしかありませんでした。

そんな僕は中学生の頃テレビでたまたま20世紀少年を見ました。これが僕の心に過去最大の呪いをかけたのです。
まず何が怖かったかっていうと、当然「ともだち」の見た目と声で、あと世界が滅亡していくという内容も怖かったです。なんかジワジワ心が恐怖で埋め尽くされていくような感じでした。

僕はその日から、夜になると「ともだち」が脳裏から離れなくなりました。ずっと近くに「ともだち」がいると錯覚し続けていたのです。
今考えると、幽霊を見たとかいう感覚に近かったのかもしれません。

あとCMでよく流れていた「ケンヂくん、遊びましょ」のフレーズが事ある毎に頭の中で流れてきました。

これにより、寝る時は扉を閉め、布団を被らないと寝れなくなりました。ちょっとでも隙間があると「ともだち」が覗いてきそうだと思っていました。

さらに、当時僕は自転車通学だったんですが、下校中に暗くて人通りの無い道を通る時は、薄目で下を向いて全速力で通るようになりました。それでもめちゃくちゃ怖かったです。

実際問題、「ともだち」が現実に目の前にいたら怖くないですか?当時の僕は近くにいると本気で錯覚していました。

記憶が曖昧ですが、この呪いは数ヶ月は続いたと思います。多分これが1番解除まで長かったです。

そもそも「20世紀少年」って多分ジャンルで言うとSFやサスペンスだと思うんですが、それでこれだけ生活に支障が出ていたということは、当時の僕がマジのホラー映画を見たらどうなっていたのか…。
ホラー映画なんて未だに苦手なのに。

…今更ですが、何でこの記事を書いているのか自分でもよく分かりません。「20世紀少年がトラウマで未だに見れない」とかいう事も無く、今は全然平気ですし…。

でもまあ、この記事を通してやりたい事があるとすれば、それは他の人はどうなのかを聞く事です。
これまで何となく恥ずかしくて人に言えなかった僕のこの経験が、やっぱり僕が極度のビビりだから起こった事なのか、それとも意外とあるあるなのか、気になります。

これを見た方で、似たような経験があるよっていう方はぜひ教えてください。教えてくれた方には、僕がこれまでの人生で料理が美味しいと思ったお店の中から、ランダムで1つ教えます。

キミはともだち?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?