見出し画像

「繊細さん」が生きやすくなり、その才能を活かすためにできること①(私の過去のこと) 

繊細さん
HSP
エンパス体質
・・・

など、呼び方とその定義は様々ですが

ここでは、
『わずかな刺激にも過剰に反応して苦しくなってしまう特性を持つ人のこと』
と、定義して話を進めます。


敏感さん、とも言えますかね。


私自身がそういう特性を持っていて
これまで、ただ生きることそれだけのことが
とても苦しかった人間です。


ここからは私の過去の話になりますが、、


私の人生は決して波乱万丈というわけではなく
極めて平凡で、むしろ何の不自由もない恵まれた環境だった
と思います。

だからこそ、
そんな環境なのに、ココロやカラダが苦しい!
と悲鳴を上げることが不思議で
その苦しさすらも受け入れられない苦しさを
抱えて生きてきました。

具体的に、何が苦しいか?と言うと

朝、起きた瞬間に、カラダが重たい、背中が痛い
朝からやる気が出ない。
カラダがとにかく重たくて、動けない。

でも、病院に行っても、
・自律神経失調症
と言われるだけで、
改善策が特になく。

ひたすら、苦しい。

自分の感情なのか?
他人の感情なのか?
どちらなのか分からないし、

もしかすると
人ですらないエネルギーなのでは?

だとすると、
どうすればこの状態から
良くなるのか、、、?

こんなこと、誰が教えてくれる?
(当時はインターネットも無い時代、住んでいた場所はド田舎で、情報を得る術が見つけられなかった。


とにかくだるくて、動きたくない
それでも学校や仕事へ
カラダを引きずるようにして行く。

気持ちはどん底。
真っ暗。


死にたい、、、

そう初めて思ったのは14歳のとき。

何かがあったわけでもない。
いじめられていたわけでもない。

勉強はできた。
点数は取れた。
学年でも上位だった。

運動もできた。
足も速かった。
女子の中ではいちばん速いくらい。

友だちもいないわけではなかった。
友だちとつるむのは嫌いだったけれど。

先生にもよく褒められていたし、
優等生の印象があったと思う。

親からは
「手の掛からない子」
「何でもできる子」
と思われていたし、

家庭内のスキンシップや会話は
ごく少なかったけれど

それでも、
親から愛されていたと、深く感じている。


衣・食・住、すべてあった。

母親はいつも
「お金がない」が口癖だったが
平屋の一軒家、兄妹3人とも大学まで行かせてもらえた。

食べ物がない、ということもなかった。


これだけ恵まれていたのに、
私のココロとカラダは
苦しくなったり、しんどくなることが
とても多かった。


けれど、
「みんな、この苦しさがあっても頑張って生きているんだ。
だから私も頑張らなきゃ!!
頑張れない私がダメなんだ!!」

と思っていたため、
” 誰かに相談する ” という選択肢そのものが
私の中には無かった。

もしその選択肢があれば、
ここまで苦しくなることも無かったかもしれないけれど

そこまでの苦しさすらも味わいたかったのだろうな
と、今なら思うのだけれど。苦笑



こんな感じで、おとなになり、会社員になり、
会社に行くのも日々、必死、、

という状態で、約16年間、
会社員を続けた。

今思うとゾッとするが、
当時はその道しか見えていなかった。

けれどもちろん、
会社員をしていたからこそ得られた知識やスキルも
膨大にあって。

今では、当時の自分に尊敬の念すら抱いている。

そのカラダでよく頑張ってくれたね、、と。
本当にすごいことだ。


今、43歳になり、
その間、結婚もし、子も授かったが
時々、不意にやってくる苦しさ、しんどさは
相変わらず続いていた。


もう一度書くけれど、
私の人生は決して悪くない。

幸せなこともたくさんあったし
楽しいこともたくさんあったし
豊かであったと思う。

それなのに、
どうしようもなく苦しくなることが
頻繁にあり、

その度に、
「命を絶てたらどんなにラクだろうか、、、」
と考えるほど、沈み込んだ。


でも。

『死んだところで魂は生き続ける』
ということを、
なぜか幼い頃から知っていて

だからこそ、
「生きるしかない」
という選択肢一択の中で
藻掻きながらなんとか生きてきた。


それが、
ここ2~3年になってようやく、
自分のこの感じ方、自分のカラダが
繊細過ぎることに気付いた。


「みんなそんなに感じてないよ」


そう言われたときは
耳を疑った。


え・・・???
そうなの・・・???


頭の中が「?」でいっぱいになった。笑


また別の人からも
「よくそのカラダで生きてきたね。。」
と言われ、、

別の角度から同じことを言う人が、
何人も現れてきた。



笑った。



『え、、、
私、めちゃくちゃ頑張って生きてきたんだね・・??」

って気づいて、
そこから初めて、
自分を認められるようになってきた。




かなり長くなってしまったけれど、
私の場合は、こんな感じで生きづらさを感じて生きてきた。


あまりにも過去を思い出し過ぎてしまい、
タイトルの本題にたどり着かない。。。苦笑

ここまで読んでくださった方、
すみません。。


【「繊細さん」が生きやすくなり、その才能を活かすためにできること】
②へ続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?