見出し画像

回覧板をお断りした話

整理整頓アドバイザーとして、最低限のモノで身軽に暮らす気持ちよさを日々伝えていますが、最近は "モノ" だけでなく "コト" の断捨離も進めています。

やることのToDoリストではなく、やらなくて良いことのリストを作っておくというのは、身軽に生きるために必要なことだなぁと感じます。

■ 回覧板を断ってみた

私が最近やめたコトの中に「回覧板」があります。

私が住む地域は、一戸建ての多い住宅地で、昔ながらの回覧板(画板にお知らせの手紙が挟んであるタイプ)が回っているのですが、これが私にはどうしても煩わしかったのです。

帰宅してホッとひと息つきたいときに、ポストに回覧板が入っていると「読んで次に回す」というタスクが生まれてしまう。すぐに回せない時は、「早めに回さなきゃ‥やらなきゃ」というモヤモヤが残る。
これが、心のムダ。

あぁ面倒くさい‥と思うことは「それを生活から排除できないか」考えることが大切だと思います。

画像1

■回覧板を断った理由

誤解のないようにお伝えしておくと、我が家はご近所付き合いは良好だし、町内会にも入会しています。

町内会費も払っています。

この費用は、公園清掃や子どもたちの見守りなどに使われているのを知っているので、我が家にとっても「払うべき固定費」。 うちには若い男手もあるので(若いといってもアラフォーですが)雪かきやらお祭やら‥地域の活動には積極的に参加しています。

若い労働力を出す代わりに、地域のお年寄りの目で子どもたちを見守ってもらう。これってお互いWinWinの関係だなと思っています。

ただ、回覧板に関しては「必要ないな」と思ったので、我が家をとばして回してもらうことにしました。(他にもそういう家庭がいくつかあったようで、すんなり了承してもらえました)

回覧板で回ってくる内容というのは、
⚫︎地域の小中学校からのお知らせ
⚫︎町内会費の会計報告
⚫︎近隣住民の訃報

なとですが、我が家には子どもがいるので学校のお知らせはいらないし、町内会費の使い道も自分が当番でなければ正直どうでも良い。(役員をやって下さっている方にお任せで良い)

近所の訃報に関しても、仲の良い人なら直接連絡がくるし、付き合いのない方の訃報は我が家には関わりのないニュースだからです。(ごめんなさい)

画像2

■ ご近所付き合いは大事

うちは回覧板いらないですと伝えたとき、役員の男性も「そうですよね、こういう物もペーパーレス化していかないとね」と仰っていました。

回覧板の良さというのは、届けるときに隣家へ「こんにちは」と声をかけるきっかけになることだと思うのですが、ポストに放り込んでおくスタイルだとこれもありません。

ムダな近所付き合いを無くせ! ということではなく、時代やライフスタイルの変化に合わせて、もっとシンプルに、それぞれの家庭で負担にならないようにしていけたら良いなと思います。

そうした方が、逆に町内会の加入率もあがるんじゃないかな? (若い世代の非加入者が増えているので)


今年も夏祭りは中止。地域の楽しい活動が早く再開できますように。


今日も片付けでちょっと楽しく
#一日一片 整理収納アドバイザー
井上ヒロ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?