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自分らしく捨てよう

部屋の散らかり具合が、頭の散らかり具合

ぐるっと部屋を見回してみてください。今の部屋の状態はあなたの頭の中とリンクしています。

断捨離ブーム、ミニマリストブームでとにかく 「モノを減らしましょう」 と言われる昨今。 それは、管理するモノを減らすことで、頭をクリアにしていく狙いがあるからです。

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どこまで捨てるか

私も整理収納アドバイザーとして、ひとつでもモノは減らすべきだと思います。ただ、最近の風潮を見ていると「捨てなきゃ‥捨てなきゃ‥」と必死になりすぎているようにも思うのです。(もちろん、自分のリズムで上手にモノを手放している方もたくさんいます。)

私は #一日一片チャレンジ というハッシュタグで、毎日なにかひとつ片付けようという活動をしているのですが、中には一日百片くらいして「全部捨てました!」と報告してくださる方もいます。

素晴らしいことですが、お話を聞いてみるとよく考えずにむやみやたらとゴミ袋に放り込んでいるケースがあり、「ちょっと待って」と警告を鳴らしたくなるのです。なぜなら、モノを減らす本来の目的は、捨てることではなくモノと向き合うことだからです。

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好きなモノは捨てなくていい

以前 「推しグッズの片付け方」 でも書いたのですが、今の自分を形成しているような大切なモノは、無理に捨てなくていいと思います。

こんまりさんの言葉を借りるなら
「ときめくモノは捨てなくていい」

スペースを決めて持つ量を決めて、自分のルールをちゃんと設定すれば、集めていっても大丈夫です。

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自分ルールを決めよう

私の場合は本です。
読書が好きで、つい本は増やしてしまいます。電子書籍も買いますが、(電子の方が部屋はスッキリしますが) やっぱり紙の本が好きだし、友達や兄弟と本の貸し借りをするのも好き。

子どもたちにもママの本棚から、色んな本を手にとってほしいと思っています。

なので、少し大きめの本棚を買って、そこに入る分は本を買っても良いことにしています。

本棚の自分ルール
⚫︎本棚に入る分なら買ってもいい
⚫︎本を平積みにはしない
⚫︎奥と手前に二重に置かない
⚫︎本棚以外に置くのは、読んでいる本だけ
⚫︎本棚に花瓶などの小物は置かない

自分らしく捨てる、自分らしく残す。
こだわりを持って "大切にするモノ" を決めることで、頭の中はさらにクリアになります。

今日も #一日一片
目の前のモノと向き合って
昨日よりちょっと進んだ一日を

整理収納アドバイザー
井上ヒロ


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