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警察24時

助手席に乗り込むと、お茶を渡された。
買っておいたと、笑顔で言うその人は
仕事終わりで疲れ切っていた。

R134を平塚方面に走る。

行ったことのないとこに行こう。
るんるんなその人とは裏腹に
星の見えない夜になぜ私は外にいるのか
わけも分からなくなる。

私のキョトン顔は
なんやらSの男性の心をくすぐるようだと
最近知ったばかりなのに
なぜ、ドライブに誘われたのかすら
わからないww


大きな橋の下。車を停めるその人。
話したいんだそうだ。
ふむ。なるほど。
そういう手口か。
わかってきたぞw
こりゃヤラれるなw
なんて他人事のように思ってた。


もう一台、橋の下に来た。
お、そーゆー場所なのか?とか思ってたら
誰もが知ってるその車。

パトカーwww

運転席見せてください。とライトで照らされる。
トランクと、あと助手席。

やべっ警察24時のやつだ!
なんて、ここでも私は他人事。



こんな夜。
どんな夜やねん。


帰るべってR134を戻りながら
こいつとは二度と会わないと心に決めましたとさ。

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