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歳を取ると一日が早いわけ #あたらない占い

 歳を取ると一日が早い、一年が早いとか言います。私も若くはないので、実際にそう感じますね。その理由は、諸説あるようですが、思ったっことを書いてみようと思います。

 時間の経過が長く感じる、短く感じることは、若くても起こりますね。何かに夢中になっている時には時間が経つのがとても速く感じるときがありますね。逆に何もすることがない時、映画の開始時間、列車の発車時間をただ待っている時は、時間が経つのは長く感じたりします。

 やることが沢山あるときなんかは、時間が経つのが早く、何もすることがない時は時間が経つのが遅く感じる。

 歳を取ると沢山やることがあるから時間が経つのが早いのかというとそういうわけでもなく、何もすることがなくても早い感じがするのですね。
時間の感覚はいろいろな要素がありそうですね。ここでは、歳を取った場合の時間の感じ方を書いていこうと思います。

 一つには、行動に慣れるんだと思います。反対に言えば、新しいことではない経験のある行動を繰り返している。同じ行動をとると慣れてきて、無意識にやっていくようになる。その時は、違うことに意識があるか、その時の行動に意識がないので、時間が経つのが早く感じるんだと思います。

 もう一つは、活動量が低下するのだと思います。若い時と同じ一日でも、同じ活動量ではなく、少しの事しかしていないのに日が暮れてしまいます。すると一日が早く過ぎると感じるのではないかと思います。学術的な根拠はなく、実体験としてそんな感じがします。

 時間が早く過ぎることは、いけないことなのか? と考えます。歳を取ると時間が過ぎるのが早いという言葉の中には、感覚的に時間が早く過ぎるという意味だけでなく、ある感情が含まれていると思います。

 時間が早く過ぎると人生がもったいない。やりたいことが沢山あるのに時間が少なくなって困る。また、今はとても苦しい時だからこの時間が早く過ぎ去ってほしいと言うのは、あまり感じませんね。

 他にも時間が早く過ぎると速く老いて死んでしまう、いつまでも若くいたい、人生を楽しみたい、なんかもあるのではないでしょうか?

楽しい時間はあっという間に過ぎるのに苦しい時間はちっとも進まない。

 今は楽しい時間なのに時間が過ぎると老いという苦しい、恐怖であるものが近づいていると無意識にあり、歳を取るとその恐怖がますます近づいていると無意識に意識しているのかもしれません。

 時間が早く過ぎる感覚を少なくする方法の一つには、今までに経験のない新しい事に取り組むというのがありますね。

 時間が過ぎるのが早いと思うこと自体が、余裕があることだと思います。それは、とても幸せなことかもしれません。何事かに必死に取り組まなければいけない状況は、幸せでないこともありますから。

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