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チームビルディング|チーム同士の協働のために
こんばんは。
今日はチームビルディングについて、チームを束ねる立場としての経験をもとに記事にします。
多様な個性を持つチーム
同じ会社、同じ組織にいるチームでも、それぞれ「色」みたいなものがありますよね。リーダーの指向性、構成メンバーの特徴、ミッションの違い。違う理由を挙げればキリがありません。
違うことが悪いわけではなく、それは「特徴」なだけで、ダイバーシティと捉えられます。
ただし、同系統の色が隣り合う時、調和的だけど目立たない。
補色が隣り合わせると、お互いを引き立て合うが、溶け込まない。
色毎にそれぞれ特徴があるわけで、コンフリクトが起こりがちです。チーム同士の特徴を踏まえた上でチーム同士が協働することは、効率的な組織運営において大事なことですね。
このお題を書こうと思ったきっかけも、最近うちの部署でもチーム間の隙間にこぼれ落ちている業務があったり、それを拾いに行かないようなケースがあったからです。
なぜチーム分けしているのか?
そもそも、なぜチームが存在しているのでしょうか。
✅ 機能別にチームを作って分業した方が効率的だから。
✅ プロダクト単位でチームを作った方が効率的だから。
✅ 一定人数以上になるとまとまらないから。
いろんな目的でチームって組織の都合で分けられます。つまり、「柵」を何かしら定義するわけです。
それぞれ目的によって分かれていますが、それを足し合わせると全組織となり、組織ミッションを達成するためにチームは働いているのです。
なので成果物の受け渡しをスムーズに行なったり、一つのチームだけでは解決できない問題を解いたり、という協働が必ず発生します。
なぜ協働が難しいのか?
以前の記事でも、チームの境界線と、その越境の仕方について書きましたが、よほど意識的にチーム間のコミュニケーション、協働の仕方を設計しないと、うまくいかない場合が多くあります。
なぜでしょうか?目的を「分けた」時点で、「柵」ができます。生命体が固体と固体を識別するように、チームにも自ずと形成される柵があります。そしてそれは心理的なものなので見えないし、チームメンバーそれぞれ異なる高さです。なので、人によって協働することに温度差があり、それが摩擦の種になります。
だから、「こうやって柵を越えるんだよ」という指針を明示することで、越境していいんだよ、という心理を植え付けることが大事だと考えます。
特にチームリーダーの影響は大きいので気をつける必要があります。
協働する目的を明確に
同じ組織に在籍する以上、ある程度は同じ道を歩み、運命を共有する仲間です。目指すべき事業のかたちであったり、商品の狙いがあり、それを実現するために仕事をしているのです。協働する活動を定義するときには、ぜひ、その目的をしっかりと伝えましょう。
その目的はチームのミッションから少し外れたところにあることもあります。そんな時は、チームAとチームBが共通で目指しているプロダクトや、事業の目的を見つめ直すと、自ずと方向は一致します。一つ上の共通の目指すゴールから見下ろせば、なぜチームの柵を越えて協働が必要か、理解しやすいですよね。
隙間を埋める活動を評価しよう
仕上げに、チームメンバーが自主的に隙間を埋める活動を提案するようなマインドを育てましょう。こうなると本当に強いチームの集合になります。
そのためには、協働活動の節目節目で、その活動に対して称賛を送りましょう。
自分の心の整理のような文章になってしまいましたが、うちのメンバーが協働できるよう働きかけていきたいと思います。
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