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「smash.」開発秘話から感じた、アイデアを生み出すために大切にすべき2つのこと~「新shock感」の前田裕二さんインタビューを観て~

3月6日(土)にOAされた『あるある発見バラエティ 新shock感 それな!って言わせて』(TX)にて、SHOWROOM株式会社 代表取締役社長の前田裕二さんが登場しました。

タイトル

同番組で、スマホ視聴に特化した短尺バーティカルシアターアプリ「smash.」誕生の経緯について問われた前田さんは「スマホで観ると面白い動画を3~4年前くらいにYouTubeで観て、縦のフル画面で観るのは意外と体験したことがないと感じた」としたうえで、「美術館で絵画を見ていて気付いたんですが、人物の絵は全部縦なんですよ。なんで全部縦なんだろうと考えたときに、縦で切り取ったほうが人を魅力的に映せると思ったんです」とおっしゃっています。

魅力的

美術館で絵画を見ている時に、描かれている対象や色使いなどに感銘を受けたり、感想を持つことはありますが、その画角に注目し、歴史ある名画たちが縦型のそれであることから、歴史が証明してきた要素だと分析する前田さんの観察眼と分析力はさすがだなぁと脱帽した次第です。

臨場感

さらに、それを今までにない縦型に特化したサービスに転用することで新たなコンテンツを生み出すということは、エンタメはもちろん、あらゆる業界や職業での企画出しに必要かつ活かすべき思考だなと感じます。

フル画面

映画館のスクリーンが横型な理由について西野亮廣さんが、「多くの人に観てもらうため、人を収容するスペースという物理的な理由によって横に広くなった」と語っていたのを耳にしたことがありますが、昔からあるモノについて「なぜだろう?」と疑問を持つことは大事だなと感じます。“当たり前”を疑ってみることで新たなアイデアが生まれ、よりよいコンテンツやサービスが生まれて人々のくらしが快適になったり、楽しくなったりするのかもしれません。

前田さんの「smash.」は絵画の縦型という点から人物を映すのに最適な画角を取り入れているのに加え、スマホコンテンツのため、映画館のように物理的に人を集める制約がなく、多くの人々に手のひらでエンタメを楽しんでもらうことができます。まさに①日常からヒントを得て⇒②当たり前を疑い⇒③新たなコンテンツを生み出すという、黄金ステップの賜物だと感じます。

自分自身、何気ない日々の生活の中で「当たり前を疑うこと」「自分が目にしたモノ・コトから感じた素直な感覚」を大事にして仕事にプライベートに活かしていきたいと改めて思いました。


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