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「Wix」or「STUDIO」店舗事業者向け!メリット・デメリット

こんにちは!
最近では便利なツールがたくさん出てきている中で、ホームページ制作の選択肢も大きく広がりました。
専門知識なしでも簡単にウェブサイトを作れる「ノーコードツール」の登場が、お店や小規模事業者の方にとっては大きな後押しとなっています。

中でも人気なのが「Wix」と「STUDIO」です。どちらも直感的な操作で魅力的なサイトを作れる一方、それぞれ特徴や向き不向きがあります。

そこで今回は、WixとSTUDIOを徹底比較!と題して、店舗事業者の方や小規模事業者の方にとって最適なツール選びのヒントとなる、メリット・デメリット、任せていく上での内製化の落とし穴、習得難易度などを詳しくお伝えしたいと思います!

1. WixとSTUDIOのメリット・デメリット
まずはそれぞれの特徴から!

「Wix」
メリット

・圧倒的なテンプレート数: 800種類以上のテンプレートから、目的に合ったデザインを選べる。
(※Wix studioというツールではテンプレート数は減少しています。)
直感的な操作: ドラッグ&ドロップで簡単にレイアウトやデザインを変更できる。
豊富な機能: ブログ、EC、予約システムなど、様々な機能を拡張できる。
日本語サポート: 日本語の公式ドキュメントやサポート体制が充実している。
無料プランあり: 試しに利用できる無料プランがある。
SEO対策:足りていない部分などを細かく教えてくれるので、対策が容易。
・数値分析(マーケティングツール):
オールインワンで管理画面より確認が出来る。

デメリット
・デザインの自由度が低い:
テンプレートの枠組みから大きく外れたデザインは難しい
(※Wix studioというツールでは様々な表現も出来るようになった)
広告表示: 無料プランでは、Wixの広告が表示されるexpand_more
料金体系が複雑: プランや機能によって料金が複雑に分かれている。
(様々な機能を盛り込もうと思うと金額が高くなる事も)


STUDIO
メリット

・高いデザイン自由度:フォントも最初からモリサワフォントが入っていたり、表現したいデザインを行うだけでコーディング不要。
軽量で高速なサイト: Wixよりも軽量で高速なサイトを作れる。
SEOに強い: 検索エンジン対策に有利な機能が標準搭載されている。
国産ツール: 日本語サポートが充実しており、国産ツールの安心感がある
チームでの編集: 複数人で同時に編集できる

デメリット
・テンプレート数が少ない:
Wixと比べると、テンプレート数が少ない
(※こちらは順次テンプレート販売が進んでおり、購入できる幅も広がってきています。)
習得難易度が高い: こちらはデザイナーツール経験者や、システムに関する下地があると別ですが、ある程度の知識や経験が必要です。
拡張機能が少ない: Wixと比べると、拡張機能が少なくネットショップや数値分析を行う際には工夫が必要です。
SEO対策がやや複雑: 検索エンジン対策には、ある程度の知識が必要。


2. 内製化のメリット・デメリット
こちらでいう内製化とは、サイトは作ってから運用や育てるといった事が必要となるため、全てを制作会社や外注の方に任せる事が出来ればいいのですが、定期的に更新したい、細かな分析まで自分たちで行っていきたい!となるとコストが合わない事もあるので注意が必要です。

メリット
・ランニングコストを抑えられる:
 制作会社の運用や外注に比べ、ランニングコストを大幅に削減できる。
迅速な更新が可能: 修正や更新をスピーディーに行える。
デザインや機能の自由度が高い: 自社でデザインや機能を自由にカスタマイズできる。
社員のスキルアップにつながる: Webサイト制作の知識やスキルを習得できる。ITリテラシーの醸成に繋がる。

デメリット
・人件費がかかる:
担当者の確保や教育に人件費がかかる。
・時間と労力が必要:1からの制作だとサイト制作に多くの時間と労力がかかる。
・ある程度知識が必要: ノーコードツールとはいえ、Webサイト制作の基本的な知識が必要になる場面も多いです。
リスク管理が重要:ある程度のセキュリティ対策やトラブル対応など、リスク管理が必要。

3. 習得難易度

Wix
・初心者向け:
ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるため、初心者でも簡単に始められる。様々な雛形も最初から用意されているので、デザインのイメージやセンスがある方だとスピードが早いです。
ある程度のデザイン知識があるとさらに便利: デザインの知識があれば、より洗練されたサイトを作れます。
・分析が簡単:数字の動きが管理画面から全て確認出来るので、理解のスピードも早いかと思います。

STUDIO
・中級者向け:
ある程度の知識や経験が必要。全くの初心者では挫折する可能性が高いです。もちろん根気よく触っていけば大丈夫です!
ある程度のデザイン知識があるとさらに便利: デザインの知識があれば、より洗練されたサイトを作れます。
・分析には知識が必要:Google analyticsなどの分析ツールなどを使う必要や見る上でも知識が必要なので、習得難易度が少し高めです。


4. 取り組みやすさ

Wix
・すぐに始められる:
無料プランで始められるので、初期費用を抑えたい方におすすめ。
豊富なチュートリアル: 公式サイトや動画で、使い方を学べるチュートリアルが充実している。YouTubeでの説明動画など少なめな印象。

STUDIO
・すぐに始められる:
無料プランで始められるので、初期費用を抑えたい方におすすめ。
サポート体制が充実: 日本語のサポート体制が充実しており、困ったことがあればすぐに相談できる。最近ではYouTubeでの説明動画など非常に増えてきた印象。


5. まとめ
WixとSTUDIOは、それぞれ異なる強みと弱みがあります。

  • デザインにこだわりたい、簡単に始めたい、分析まで行っていきたい、ネットショップなども検討している: 「Wix」

  • 自由度が高くオシャレなデザインが欲しい、軽いサイトが欲しい、多くをHPでやる予定はない: 「STUDIO」

どちらも触る事があるのですが、両方ともに素敵なツールです!
基本的には「ノーコード」なので、難しいコードを書かなくても進められますが、どちらも触るのが全く初めての方は慣れるまでに時間はもちろんかかります。

まずは両方の無料プランを試してみて、使いやすさや機能などを比較検討してみて、ご自身の店舗や事業、イメージに沿った方で本格的に進めていかれるといいかな!というのが個人的な感想です。

もしお困りのことがあれば、ご相談いただけましたらと思います。

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