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問題解決の基礎

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#問題解決能力

【第4-2回】仮説の勘所

<講義からの学び>
①市場:自社が戦う場所のこと
その1:市場全体が減少していないか?
その2:対象市場が小さくなっていないか?(市場全体↑でも対象市場↓はありえる)
その3:対象市場の魅力度が下がっていないか?(新規参入者、売り手の力、買い手の力、代替品)
②ターゲットセグメント
その1:ターゲットセグメントの魅力度が下がっていないか?(市場規模、成長率、収益性)
その2:ターゲットの一部を競合

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【第4-1回】原因分析(Why)

<講義からの学び>
①問題、原因、課題の違い(復習)
⇒問題:あるべき姿と現状の差、原因:問題を引き起こす事実、課題:原因の中で問題を引き起こす一番の現実。
⇒課題だけ打ち手を考える
②原因分析(課題の特定)がなぜ必要か?
最小限のコストで、最小限の時間、リソースを使って最大限の効果を。問題をずるがしこく解決するために、課題の特定が必要!
③原因分析の流れ
1.仮説出し(なぜ×なぜ×なぜ×なぜ×な

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【第3回】課題を発見する(問題分解)

<講義からの学び>
①問題と原因、課題の違い
問題:あるべき姿と現状の差、原因:問題を引き起こす事実、課題:原因の中で、問題を引き起こす一番の事実
⇒課題のみ打ち手を考える
②課題発見のプロセス:問題分解(Where)⇒原因分析(Why)
③問題分解とは:問題の発生場所を特定するために問題を分解すること
④問題分解のポイント:
1.筋の良い切り口を見つける
2.もれ、ダブりが無いか
3.切り口のパ

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【第3回】課題発見(問題分解)ケーススタディ

ケーススタディ:日本橋三越本店は16年3月期の売上高が1683億円となり、09年の2531億円から大きく減少しています。どこで、売上減少となっているのか?問題を分解する切り口(有効だと思われるもの)をできるだけ多く挙げよ。

<私の案>
①売り場別売上分析
②性別、年齢別売上分析
③季節別、時間帯別売上分析
④客単価別売上分析
⑤売上を客数×客単価に分解して分析
<ほかの解答例>
①日本人、外国人

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【第2回】問題定義

<講義からの学び>
①問題定義のポイント:
・それは問題か?差が大きいか?目的が明確か?解決可能と思えるか?⇒解決したいという想いを持てる問題に取り組もう!
・SMART(Specific, Measurable, Achievable, Related, Time-bound)なあるべき姿を設定
・誰の視点?:実際の仕事では、自分の役割の1つ上、もしくは2つ上の立場で考えるとよい
②正しく問題定

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【第1回】問題解決とは

<講義からの学び>
①問題解決とは:問題(現状とあるべき姿の差)を分解し、仮説と事実検証に基づき課題を発見し、その課題に対してインパクトのある解決策を立案・実行すること
②問題解決の捉え方:問題解決は技術である。言い換えると、トレーニングで鍛えられるもの。繰り返し練習する事で上達するものである。
③学びの目的:問題解決スキル(問題解決アプローチ、ファクトベースで考える習慣)の体得、仮説・検証プロセ

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問題解決力:イントロダクション

<講義からの学び>
①論理的思考の基本
問題解決の全体像(一連のプロセス)をつかんでから、一つ一つのステップについての学びを深めるのが良い。
②データ分析の基本
ファクトベースの思考を身に付ける。
③問題解決は楽しい!
身の回りに解決すべき問題はたくさんある。それらが解決できる技術を身に付けられたら、楽しい!

<私の学び>
・「問題解決は楽しい!」というコメントが印象的でした。難しい問題に直面し

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