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連載⑦ 対応力 30代最初の長期入院 その1

1997年12月1日から1998年4月20日まで約半年医療保護入院しました。特に最初の一二週間は独房に隔離されました。本人の安全確保ももちろんですが、それ以上に他人に危害を加える恐れもあるため、食事やお茶も鉄格子越しのやり取りで、将来のことなど考える余地はありませんでした。

開放病棟に移ってからも療養以外にすることがなく、10年日記帳をつけ始めました。当時はもうこの病院から退院できないと思い込んでいました。

せめて10年は生き延びたい。

そんな気持ちから始めた日記は、おかげさまで20年を越して3冊目に入っています。

私自身、結婚は30歳を過ぎてからと思っていましたが、この躁転は大ダメージでした。


この時、ちょうど30歳、退院してからハローワークで職探ししましたが、退院後も体調が優れず職探しは難航し病院のデイケアに通い続け、結局約1年経った1999年3月通信教育の教材発送の仕事に就きました。

つづく





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