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旅では直感力が育まれ、発揮される

チェンナイからニューデリーに移動して、夜も少し遅めだったので空港の近くのホテルをとった。
インドの首都で発展もしているだろうから空港の近くも、とてもキレイだろうと思っていたが、ホテルの近くは中々のカオスだった。
5秒に1回は話しかけられる。他の東南アジアの国々とは比にもならないレベルだ。
空港からUberで頼んだタクシーの運転手からは別途意味の分からないお金は請求されるし、ホテルのGoogleマップの位置情報が間違ってて、少し離れたところに降りて少し迷子になり、周りの人に聞くが話を聞いているのか?すぐにタクシーに乗せたがるし、誰を何を信じたらいいか分からなくなる、頭の中は色々な感情がぐるぐるしていた。
しかしこれもまた楽しい。

そして今はリシュケシュ行きのバスにいるのだ。

ホテルから約1時間かかるところのバス停へ。
なにか起こるかもしれないと、バス出発予定の1時間前ぐらいに到着しようと思いホテルを出た。
少し違う雰囲気のところに降ろされたが、まあこれは想定内、近くだろうから大丈夫だろうと歩きながら探した。
ここっぽいところを見つけて係の人に聞いたら、ここだよって言うから出発ゲートの番号が出るのを待っていたが、、、
うーん、なんか違う予感がしてきたと思い、他の人に聞いて、聞いて、聞いて、ここではないことが分かったけど、どこかは分からず。
まだ30分あるから大丈夫かと外に出て、色々周辺を探したが分からない。

残り10分。
あーだめかと少し片隅で思いながらも、諦めずに直感であの人ならなんとかしてくれそうとお店の人に聞いたら、英語が話せて、かつ調べて調べて電話をしてくれて、バスが到着する場所を確認してくれた。
「お店があるからついていけないけど、あっち側の反対側の、右の奥の5番ゲートの近くみたいだ!」と。
あっちと言われてもあっちは見えないし、少し遠そうだけど、、、、
でも信じるしかないと思い、走って向かうと5番ゲートを見つけた。
大通りの向こう側に一台ぽいバスが止まっている。

残り1分。
車とバイクが大量に走る中、そんなの関係なく、手をあげ走り横切った。
このバスじゃなきゃもう終わりだと思い、運転手に聞くと「HIRO?」と言われ、「YES!!!!!!!!!」
さっきの彼と電話をした人みたいだ。
焦りがあったし、彼の名前も聞けなかった、、、本当にナマステ。

全ての選択が自分の直感が自分の想いが。
自分を信じて良かった。

さぁ今から6時間のバスの旅、出発。
(2階のこのスペース、とても快適だ。これで1000円、やっぱバスは安い)

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2023/01/30 10:30  
New Delhi→RishikeshのBusにて

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