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25歳で年収1,000万円に到達して、その会社を辞めました。

こんにちは。社会人4年目のhirayouです。
正確には、2022年3月をもって退職したため、現在は次の会社の入社日まで無職です。

早速ですが、タイトルの通り、2021年の額面年収が1,000万円を超えました。
厳密に言えば、家賃補助が社宅であったため給与天引きされており、家賃補助を支給にしていれば到達する計算です。

この年齢で年収1,000万円は、何か危ないことしてるのでは?と思われるかもしれませんが、
ごく一般の東証1部上場IT企業の営業職の平社員でした。

文章にマウント気質要素があるかもしれませんので、ご了承ください。
自分が働いてきた職場での経験と感じたことを備忘として記したいと思います。

1.25歳で年収1,000万円を達成する方法

今回のタイトルにもなっている1番のポイントかと思いますが、
こちらに関しては、日々の努力と高い目標意識、それを達成するための行動力が必要不可欠です。





と格好つけたいところですが、正直なところ

運と環境



これが全てだと思います。

全てとは言いましたが、あくまでもこれは新卒で日系の企業に入る場合のことと捉えていただければと存じます。

また、最近では、IT技術職を中心に日本企業でも新卒で1,000万円の報酬を提示するところがあるようですが、そこら辺のお話は割愛いたします。

まず始めに”運”についてお話しいたします。

運とは、会社に入社できた運のことです。

入社する際には、履歴書とSPI、それに加えて3回の面接だけで入社できるかどうかを判断されました。

正直なところ、その程度でその人の能力値は測れないと思っています。

また、私自身、自分に何か特別な能力があるとも思っていませんし、むしろ会社にいた際は、周りにとても素晴らしい方々いることを日々実感しておりました。

自分にある能力といえば、多少説明が上手いことと、大学時代を通して培ったIT分野の知識でした。
しかし、営業職でIT分野の知識を使うことはほとんどありませんでした。同僚もどちらかといえばITリテラシーが低い人が多かったように思います。(パソコンの基本的な仕組みも理解していないような)

どのような選考基準で判断されたかわかりませんが、入社できたことが運が良かったと思います。

次に”環境”についてお話しします。

環境は、その会社の給与体系、報酬体系、福利厚生を伴う制度のことです。

この点においては、前職はかなり優遇されていました。
表面上はかなりホワイトと言える条件だったかと思います。
交通費は全額支給されますし、家賃補助も5割ほどでます。残業代も全額支給されますし、なんといってもボーナスの額が半端ではなかったです。
年間4回支給されておりましたが、個人の成績に応じて多少の増減はあるものの、完全歩合というわけではなく、ベースとしてかなりの額が支給されていました。

就職活動は、給与を軸に仕事を探しており、当時平均年収という指標において、800万円を超えている会社に入社できたわけですが、正直なところ平均だし、30歳くらいになるまでそんなに稼げないんだろうなと思っていたところをいい意味で裏切られました。

現在では、平均年収1,200万円近くになっており、これも運であり環境であると思うところです。
コロナの影響で落ち込んだ事業もありましたが、反面で伸びた事業があった点が、平均年収が伸びている大きな理由です。

まとまりの無い文章になってしまい、大変恐縮ですが、以上が25歳で年収1,000万円を達成する方法です。

結局のところ方法が分からないと言われればそれまでです。

しかし、平均年齢が低く、勤続年数が少なく、平均年収が高い企業、これが若いうちから稼げる会社を選ぶポイントであると言えます。
ただし、後述いたしますが、よほどお金への執着がない限り、給与で仕事を選ぶのはおすすめはいたしません。

2.入社した理由、退職した理由

入社した理由は、お金です。
就職活動時には、御社ではこういう学びが!とかたぶん言っていたと思いますが、関係ないです。

自分自身、裕福な家庭に生まれたわけではなく、むしろ貧乏な家庭で育ちました。

過去の貧乏生活に伴って、お金に対する執着心は人よりも強かったと思います。

その結果が、お金に執着した就職活動でした。
若いうちであれば、お金さえもらえれば自分の原動力になると思っていました。
たしかに一部むしろ全部お金を原動力として仕事していたように思いますが、それが原因で退職する理由にも繋がったかと思います。
また、今の自分であれば、間違いなくよく考えようとアドバイスすると思います。

次に退職した理由についてお話しします。
退職した理由は、環境です。

前職は、客観的に見ればかなり良い環境であったかと思います。
採用ページを見る限りでも下記の補助があります。

家賃補助
賞与年4回
年間休日数128日
都市補助手当
アニバーサリー手当

ここに記載した補助や手当、休日数に全く偽りはありません。
休日数に関しては、これに加えて有給休暇もあるため、実際はもう少し多くなります。

これを上回って辞める理由になる環境が、私自身は前職にはあったと考えます。
あまり詳しいことは記載できませんが、下記3点が大きな理由です。

残業の常態化(月40h超え)
裁量権の無さ
慕っていた方々の退職

まず始めに、残業が非常に多いです。
また、私自身、仕事はお金を稼ぐための手段となっている状態が続いており、正直なところ19時半あたりでやるべき事みたいなものは終わっていることが多かったです。
しかし、暗黙のルールでしたが、残業時間が少ないと警告がくるのが前職でした。
時代に逆行しています。意味がわかりません。

二つ目が、裁量権の無さです。
裁量権とは、その人の考えによって処理できる権利を指します。前職にはこれがほとんどありませんでした。
言うなれば、営業職は数字を作るマシンでしかありませんでした。
トップダウンで理不尽な指示が降りてきますし、反論しようものならば、基本的に評価に影響します。
また、有給休暇についても暗黙のルールで評価とつながるような形になっており、自由に取得できるものではありませんでした。

まとめると、平日には仕事しかできず、仕事をしている間は常に会社による縛りで閉塞感があるような日常です。

三つ目が、慕っていた方々の退職です。
前職では、会社自体はみんな嫌いなものの働いてる人は好きという方が多くいらっしゃいました。
私自身もその1人で、入社時からお世話になった先輩や、同期の存在は仕事を続けていく上で非常に大きなものでした。

しかし、会社の意向に沿えず、辞めていく事象が1年前にかなり多く発生しました。
その時にほとんど慕っていた先輩方は辞めてしまい、同期もかなり少なくなってしまっていました。

それによって気軽に会話できる人が減り、自分自身がマシンのように動かないでも良い時間がほとんどなくなったことが慕っていた方々の退職で発生しました。

書ききれないくらい細かい理由は多々ありますが、表面上の勤務条件だけでは見てとれない様々な理由が重なり、今回退職という選択肢を取った次第です。

3.約4年間で学んだこと

退職の理由からするとネガティブな部分が多く見えてしまいますが、学んだことも多々あります。

経営的側面では、コロナの影響で売上が落ちなかったことは、複数の分野で異なる種類の顧客を持っていたことが大きく、
事業継続を行う上では。サブスクリプションなどのストックビジネスを行うと良いことが学べました。

また、仕事上の側面では、営業の基本や年齢が若いうちに多くの経験ができたことは良かったと思います。
やってもやらなくても良い面倒な事を避けてきた節があったのですが、お客さんへの能動的な働きかけや、お客さんが面倒と思う事を率先してやること、商品を提案する際は、説明ではなく、提案にするため、機能によってどんな利益が得られるかを話すことなど、様々な営業の仕方を学べました。

他にも多くの学んだことはありますが、列挙するとキリがないので、ここらへんに留めておきます。

4.まとめ

自分自身の選択が正しいかどうかは、全くわかりませんが、仕事を続けていれば、精神的にかなり死んでいたかと思っています。
現在では精神状態もだいぶ落ち着き、結果としてこの選択は正しかったのかなとも思っています。

私にとって人生の挫折であるとおもいますが、
長い未来に向けて、できた時間を利用して、何か活動をしたいと思います。

就職活動、転職活動を控えている方がいましたら、上手く行くことを願っています。

最後がまとまりの無い文章になってしまい、大変恐縮ですが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

ご質問やご感想はコメントいただけると助かります。



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