偏頭痛がおこるメカニズム
頭痛治療家のHiraです。
今日も18歳の卒業間近の高校生の治療をしました。
4月からの新生活に向けて
頭痛を治したい意気込みはすごかったです。
必ず頭痛を治してすばらしい人生になると思います。
【偏頭痛が起こるメカニズム】
今日は何故、偏頭痛になるとコメカミがズキズキガンガン痛むのか
ということをお伝えします。
偏頭痛の痛みがでる理由をお伝えする前に
偏頭痛というものをきちんと理解して頂きたいと思います。
まず、偏頭痛は脳の病気ではないということ。
血管と神経の病気ということ。
神経は自律神経と三叉神経が深く関わっていること。
これが今まで、お話してきたことです。
偏頭痛の典型的な特徴は
「ズキズキ」「ガンガン」と脈を打つような痛みが特徴です。
ひどいものになると吐き気も出てきます。痛みがツラすぎて寝込むことも多いです。
これが毎日という訳ではなく、月に1~2回。多い時で週に2~3回でるのが一般的です。
痛みが出始めると、数時間から3日ほど続きます。
その間はもちろん、生活はままなりません。
それほどツライものなのです。
さらに、偏頭痛の場合は、首や肩を温めると痛みがひどくなります。
逆に冷やすと楽になることが多いです。
お風呂でも頭痛が出ているときに、ゆっくり入っていると痛みが増すというものがあります。
ここでポイントになるのが
温めると痛みが増すというところです。
何故?と思いますよね
よく、首を冷やすとよくないだとか
肩や首を温めると、楽になるということを聞いたことがあると思います。
事実、冷えるとよくないからと言って
カイロを首元にはって来院された方もいらっしゃいました
しかし、これこそが偏頭痛のツライ痛みが出てしまう
本当の原因だったのです。
詳しく説明していきます
例えば、冷たくなっている手足が
お風呂に入った後にはどうなっているでしょうか?
多くの人が血色がよくなり、暖かくなっていると思います。
温かくなるということは、血行が良くなっているということです。
温かくなる=血行が良くなっているということです。
偏頭痛の痛みの原因は、血流が良くなっていることで起こる
ということを表しています。
では、今度は自律神経を加えて説明していきます。
自律神経には交感神経と副交感神経というのがあります。
頭痛で悩んでいる人なら一度は耳にしたことがあると思います。
この神経が血流に関係しています。
交感神経が働いているときは、心も体も緊張状態になっています。
この時は、血管が縮んでいるため血流は少ない状態です。
例えば、職場での会議や嫌な上司とのコミュニケーション
緊張するなと言う方が難しいです。
しかし、そこから解放されると今度は副交感神経が働いて
心と体がリラックス状態になります。これにより縮んでいた血管が拡がって
血流はドバーっと流れ出します。
この、強い緊張からのリラックスというのがカギです。
これが起こることで血流が一気に流れ出します。
これが、ドーンと出る偏頭痛を発生させる要因となっているのです。
三叉神経からのメカニズムをお伝えします。
こちらは痛みよりも、吐き気などの症状を引き起こす原因となっています。
温めたり、ストレスにさらされると脳は防御反応で様々な化学物質を作り出します。
中にセロトニンというものがあります
(詳しくは、のち程解説します)
この、セロトニンを始めたとした
様々な化学物質が三叉神経を刺激して
・吐き気を起こさせる
・光や音に敏感にさせる
・首の痙攣をおこす
こういったことを体に引き起こします
それが、頭痛の前に目がチカチカするといったことや
あくびがでて、気づいたら気持ち悪くなって頭痛がでた
ということになります。
偏頭痛を治すためには
この2つの神経について知ることがポイントになってきます。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事をよんでくれているあなたが
頭痛を治して笑顔になれるようにしていきたいと思います
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