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上司と部下の健全な関係


 グロービス知見録に上司と部下の健全な関係についての村山昇さんの記事があった。
 
 色々と不安なことがあったり、上手く行かないことがあって些細なことでまわりとギクシャクしてしまうことがある。そんな時に、ビジョンを思い出せ!そしてやっぱりビジョンがないと上司と部下の関係は単純な分業でしかない。。
 
 上司と部下の関係において単純な役割分業ではなく常に自分は何をすべきか、貢献に焦点を合わせる。そのためにも互いに信頼すること、創意工夫する姿勢を持つこと。
 
 本文にドラッカーの言葉から引用があった「仕事上の関係において成果がなければ、温かな会話や感情も無意味である。貧しい関係のとりつくろいにすぎない」。 
 
 成果のためにすべてがある。成果がなければ良いコミュニケーションは貧しいとりつくろいになってしまう。仕事の達成を互いが最優先と認識して、それを媒介にしながら、上司と部下が能力を出し合う協力関係が健全な姿なのだ。
 

(以下、記事より参考に)
 上司と部下の関係性で、基本的でシンプルなものが「監督者/作業者」型。これは職務遂行のための監督する人と作業する人の単純な役割分業
給料をもらうためには各々がきちんと責任をまっとうする――それ以上でもそれ以下でもない関係
 そして、組織内で目指すべき健全な関係は、
「指導者(よきリーダー)/賢従者(よきフォロワー)」型

 この関係性においては、上司も部下も、無機質な「監督者/作業者」よりも相互に信頼感を持ち、より高いレベルの職務遂行に向かって進んでいく。
 不完全な人間同士がどう建設的に対話をしていけばよいか。そのためには「第三点」に意識を開くこと。「第三点」とは、事業の目標・目的、ビジョン。対顧客・対取引先・対社会のために何をすべきかに意識を開けば、互いの至らないところを突き合っているヒマはありません

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