見出し画像

アスペルガー気質の「僕」で眺める世界観②

HSP気質が
ネガティヴに働くときもあれば
ポジティヴに働くときもあるようで、
HSPさんの
敏感な感性には
常々感服してしまいます。

本当に敏感だなぁ〜
そんなとこに気づくんだ!

僕の奥さん、
HSPという気質を知って、
彼女はとても納得していて、
僕は「へ〜」と
思うだけ(笑)

”「感性が豊かなんだね〜」
「気がきくね〜」
そんなことないよ
いろんな悪意やら、
下心やら、見えてくるし、
それが私自身の心だと思うと、
ぐったりと疲れてしまうんだよ。”

僕はアスペルガーチームの方なので
HSPのかぶりでふるまって考えてみると
ネガティヴになる人は
こんな感じなのでしょうか?

↑これは僕の感性で書いた文章です。
僕自身をこんなキャラとして
褒めてくれる人もいるのですが、
「いやいや、勘違いです。
僕はそこまで機微が読める
繊細な感性は
持ち合わせていません」
と、
はっきりお断りしなければ!。

*************

僕は鈍感です。
周りの空気も
社会の空気も読めません。

ただ、「自分」で
世界に触れて、
「自分」が感じた世界が、
今、生きている世界なんだなぁ。

僕が感じていることは
"みんな"もどこかで
感じている、
感じ得ることが出来る。
「世界」って
そんな処なんじゃないかな?

と、勘違いしている(のかもしれない)、
空気の読めない
アスペルガー野郎です。

そして、それはじつは
「勘違い」だなんて思っていなくて、
この一人ひとりの思い込みが
世界を動かしている。

なんて想っている・・・イマジン。
やっぱりアスペルガー野郎です。

*************

そんなアスペルガー野郎の経験則で
「世界はうまく出来ている」
と感じた事例をお話しします。

*************

僕は高校3年生の11月に
初めてギターを持って、弾いて、
唄う。

千葉の津田沼の駅前に立ちました。

自分が何か、
1歩を踏み出したようで
とても誇らしかった。

誰にも聴いてもらえない・・・
なんてどうでもよかった。

自分はすごいやつだと、
信じていた。

何か
僕にダメ出しした人も
いたでしょう。

口にはせずとも、
多くの人に
きっとバカにされていたと想います。

でも、聞こえてなかった。

そんな僕の気質は
ラッキーだったのかもしれない。

と、今思います。

だって、
こんなヘタな演奏、
客観的にわかっていたら
始めることも
始めたりしませんから。

こんなヘタクソなガキの戯言が
伝わる人は?

まぁ、それなりに
友達が出来た。

人生が動きました。

「その程度のレベル」の
友達ができました。

*************

そして、歌い続けていると、
誰も僕の詩を聴いてくれないことに
氣付く。

たむろする「友達」と思っていた人たちも
ただの「待ち合わせ場所」に
使われている感じがしてきた。

*************

「現実」が教えてくれた。
「批判」に傷付くようになった。

それは
新しい次元を
受け入れる準備が出来たってこと。

*************

「現実」は
自分が受け入れられる分しか
認知できないらしい。

自分が上手になってくると、
やっと「下手な自分」に
傷付くことが出来る。

うまく出来てるよなぁ・・・

*************

自分が少し上手になると、
余裕が出て来て、
誰も聴いていないことに
氣付く。

傷付く。

でも大丈夫、
乗り越えられる「壁」しか、
人はきっと認知できないから。

*************

そして、
「自分の満足」では
満足出来ない自分を知る。

*************

どちらが「上」とか「下」とか
いうわけではない。

認知出来る限りが
「現実」なんだということ。

*************

音楽室に飾ってあった「バッハ」
の肖像画。

「天才」として習ったけど、
聴いても何もわかってなかった。

30歳くらいから
しっかりと「五線譜」で
ドレミを
ウクレレで勉強し始めた。

よう知らんけど、
バッハを
楽譜の勉強も兼ねて
ウクレレで弾いてみた。

メロディの美しさ。
和音の美しさを味わった。

バッハが天才だったと、
この時初めてわかった。

でも・・・

いや待てよ・・・

「バッハ」は昔からいたんだ。
バッハが「天才」だとか、
知る由もなかったし、
正直、どうでもよかった。

パンクなドラムやギターの方が
かっこいいと思ってた。

とある時期が来て、
バッハを「天才」だと
認識した。

・・・・あれ?

バッハを天才だと
認識したオレが
「天才」なんじゃない?

*************

「天才」とかいう、
社会の共通言語は
どうでもいい。

ただ、
僕は感動したんだ。

「G線上のアリア」なんて、
どこかで聴いては聞き流していたのに、
僕自身で、ウクレレで
弾いてみると、
「いいなぁ」と
感性が震えた。

*************

この感動は「僕」のもので、
誰のものでもない。

*************

アスペルガー気質の僕が見つけた
生き方のコツは、
「受け入れられる現実しかやって来ない」
ってことと、
「バカって言ったやつがバカなんだよ〜」
って子供の戯言が転じて
「この人は天才だぁ!」って
「思った人」が「天才」で、

好きになったり、
憧れたり、
羨んだり、
認めたり。

そう感じた相手。
実は
自分が「その人そのものである」
という・・・

「真実」とか言っちゃっても
いいかな?

僕はそんなふうにして
「世界は合わせ鏡である」
という標語を
受け入れています。

*************

自分を傷つける「世界」は
誰のものなのか?

自分が憧れる「その人」を
どんな風に見ている?

その見ている人は誰?

「好きな自分」で居られる瞬間、
どんな出会いも愛おしくて、
大切にしたいと想えるんだ。

だから、
好きな居場所を探す。
そこを「好き」でいられるように
「好きな自分」を探す。

好きな自分になるんだ。

世界が「愛しく」広がっている。

もし、
それが変化して、
「嫌い」と感じて来てしまったら、
「旅立つ時」の兆しだよ。

また
導いてくれるよ♪


うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。