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youtuberになれば

けっこう昔から、
youtubeのアカウント持ってます。

一番最初の投稿は14年前、
2009年だ。

これはオーストラリアの友人の主催する
ウクレレコンテストに応募するために
右も左もわからずに
アカウント作って投稿。

その後、1年空けて
2011年から
ぽつりぽつりと
youtubeが身近になって、
投稿数が増えていった。

道端で、想いついたメロディを
奏でては投稿したり、
ライブの録画を投稿したりしていた。

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そんなに
誰かに聴いてもらおうとか
考えてなかったと思う。

だけど、
だんだんと、
ユーチューバーとかいう
言葉や仕事が現れてきて、
再生数で優劣を考えたり、
マネタイズの仕方、
クオリティの上げ方などが、
またまたマーケットに上がり始め、
資本主義の連鎖に
巻き込まれていった。

そして、
何でもかんでもyoutubeに
投稿するのを
リテラシー的にも意識し始め、
ちょっと控えるようになった。

でも自分のアカウントを
あらためて見てみると
行って3桁の再生数のチャンネルで
何をかしこまってる?

何を求めてる?

と、自問自答し、
オープンだけど、
あまり外野に意識しない、
備忘録的に、
またまた投稿するようになった。

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その後、
いろんなスタンスで、
この一つのアカウントで
youtubeを活用しています。

ユーザーとしても
色々使わせてもらっています。

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しっかりレコーディングした曲に
それなりに動画編集して
ミュージックビデオのプレイリスト。

道端でiPhoneにマイク付けて録音した
オリジナル曲。

気が向いて歌ってみたカバー曲。

ウクレレをウクレレを弾きたい人の為の
レクチャー動画なんかも作りました。

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で、
ふと、
自分のアカウントを分析してみる。

やっぱり
ウクレレの弾き方を
レクチャーしている動画は
よく見られているらしい。

さらに、
多くの人が知っている曲を
カバーしたり
レクチャーしたりすると
再生回数は伸びるらしい。

あと、
なんかちょっと
お金払って
いっぱい表示される仕組み
あるよね?
グーグルアナリティクスとかいう。

あれに登録して、
課金して、
5000円を間違えて、
15000円も払ってしまったの。

そしたら
なんかダントツで
今、3100回も再生されてる。

多分、期間が切れたら
ほとんど再生されてないと思う。

アナリティクスとか見たけど
よくわかんないや。

そして、
再生回数が増えて
何が変わったかというと、
何も変わらない。

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youtube使って
何をしたいのか?

そりゃ、
多くの人のところに
届いて、響いて、
社会の一欠片の
影響力になればいいと想う。

で、
今、書きかけたんだけど
「何らかの影響力になれば・・」
ではないんだよね。

「何らか」ではないんだよ。

だから、
youtubeでたくさん再生される努力は
必要かもしれないけど、
そこへ注ぐ労力は
そんなに重要ではない。

ユーチューバーで成功を収めるための
How to本とかコンテンツとか
色々あって、色々言ってるとは
想うんだけど、
そこに倣って労力注いで、
必ず結果が出るのですか?

結果とは何ですか?

たくさん再生されるかもしれない。
たくさん再生されて
何か変わるの?

たくさん再生されるために
作ったコンテンツ。
それはあなたが表現したいもの
だったのか?

影響力を持てる。
お金を持てる。
モテる。

最初に
表現したいものは
何だったのか。

そこを磨いた先にある
「伝わるもの」「影響力」
でなければ
まったく意味がないと想う。

そのための努力は
まったく追いついてなくて
途方に暮れてしまいそうだけど、
だからこそ
「お金」や、
やたら事務手続きに時間のかかる
「社会の枠組み」に
寄せている余裕はないんだな。

短くなってしまった
左手の人差し指を
見つめては想う。

生きる時間、この身体、
この世で生きる
この身の時間は限られている。

チカラを
開いていこうと想う。

現世に創り出したいと
願う実りを
表に現していくために

チカラを
開いていこうと想う。

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最後に、
最近ハマっている
「忘れらんねえよ」という
バンドの曲をリンクして終わります。

映画館で
「君たちはどう生きるか」を観て、
米津玄師さんの歌を聴いて、
良い曲だと思った。
素晴らしい映画に寄せて
素晴らしい曲を提供、
仕事されてると思った。

だけど
そして、帰りの車で
この「忘れらんねえよ」を
無性に聴きたくなった。

知ってみれば
僕なんかより、
ずっと有名で、若くて、
レコード会社からリリースしている
立派なプロのミュージシャンなんですが、
歌う世界観は一貫して、
モテない人の立場で歌い、叫んでいる。

そんなネガティヴな詩、
歌わない方がいいのに・・・と
人生の先輩として想う。

それでも演る。
本気の先の成熟が美しい。

初期は、
自分視点の劣情を
バンドサウンドに乗せて
歌っていたけど、
最近はどうも、
「僕にできることはないかな」
なんてアルバムタイトル付けて、
そんな、俺みたいな「俺たち」を
慰めようかなんて覚悟で歌ってる
感じがする。

笑っているうちに
泣けてきちゃったりして。

*************

米津玄師さんの歌を聴いて、
良い曲だと思った。
素晴らしい映画に寄せて
素晴らしい曲を提供、
仕事されてると思った。

けど、
崇高でなくてもいい。
整ってなくてもいい。
価値がなくてもいい。

生き生きと
生きていれたらいい。

僕はnote、youtube、etc・・
これらのサービスを
利用させてもらいながら
生き生きと、
チカラ開いて、
表に現していけたらと
想う。

そして
これらのサービスが
消えた後でも、
この身はこの世に残っているから、
それぞれの地で、
命を響かせていけること。

そんな当たり前のことを
響かせて、影響させようと
願って、
「表現活動」を
これからも続けます。


うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。