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風花①

先日、「たき火の思い出」を
完成させたばかりですが

じつは今年の9月から
同時にもう1曲レコーディングしていました。

僕の中では
11月か12月までには聴いてほしい曲。

なぜか年が明けての1月以降って
「冬」と言っても
氣分が変わりません?

「早春」といった感じで。

僕は1月以降の空気の方が好きなんですが、
11月12月の陰鬱とした感じも
嫌な感じが好きです。

独りぼっちが寂しい。
外は寒く、中は暖かい。
外にいる時は不幸で、
中にいる時は幸福。

この陰鬱な季節に
歌いたい曲って、昔は少なくて
モチベーション的にライブの時
悩んでいました。

でも、だからなのか、
今は今日紹介する「風花」と、
先日あげた「たき火の思い出」以外に
もう2曲、
この季節に聴きたいMVが完成しています。
こちら。


苦手で、言葉を紡ぐのも
寒くてかじかんでいた。

もしかしたら
暖かく居心地の良い「家」に
居られるようになったからかもしれない。

今の家に住んで5年。
古民家を借りて改修を半年。
・・・あぁ
左手人差し指を1センチ、切り落として
5年も経つのかぁ〜

1.5畳ほどの断熱材で防音にした
自宅スタジオがお城になっています。

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「たき火の思い出」より
この「風花」の方が
季節が下った感じがしています。

なにをかくそうクリスマスソングです!

9月からなぜ2曲同時進行になったかというと
「風花」は、12月の寒い静まり帰った季節感なのに、
9月といえば秋の虫の歌声が全盛で
防音しているはずの我がスタジオでも
マイクが虫の歌声を拾ってしまったんです。

なので急遽、8年間収録途中だった
「たき火の思い出」を同時進行させたのでした。

こっちの曲は、微かに虫の声とか入っていると
情緒ある空気感になるもんね。

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さてさて「風花」。
どんな意味かご存知ですか?

おお!
ググってみたら、大体意味は合ってた。

じつは僕もぼんやりとしか知らない言葉でした。

美しい「風花」。
ダイヤモンドダストとも
似たようなニュアンスで言うんでしょうか?

でも必ず寒い!
美しいからと言って
即座に筆を取る(ウクレレを弾く)って、
それ自体が「いとあはれ(趣がある)」ですよね。

哀れな状況でしたよ(笑)

寒い、手が悴む中、
ガードレールの柱にマイクを立てて
MDに録音していた記憶があります。

俳句を詠むように
詩や音をスケッチしていたな。
(今もそうだけど)。

孤独な一人旅で自己完結する日々を
満喫し終えた数年後、
妻の所有していた車でMDが聴けたので
実家から旅のMDを持ってきて
運転しながら聴いていました。

僕には記憶の片隅に追いやられ、
誰に聴いてもらうこともなかった
この「風花」を、
「おもしろいね」と彼女は言い、

別の時、
「たき火の思い出」でピアノを弾いてくれた
尊敬する重松壮一郎さんも
「いい曲だね」
と言ってくれ、

俄然、我がプレイリストにランクインしたのでした。

他愛もない曲です。
でもノリノリでした。

クリスマス、寒空の下、
彷徨い歩いた感じ。

ノリノリでした♪

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曲紹介の投稿をしようとしたのですが、
1200文字を越えてしまったので
駄文を読み続けるのもしんどいでしょうから
「風花」のリンクと歌詞を掲載するのは
次の投稿にしようと思います。

どんな曲なのか、
期待に想像を膨らませておいてください♪

最後にこの曲が出来た日の
自分の懐かしいブログが
まだあったのでリンクしときます。
(後記:ブログサービスが終わり、
リンクが無効になってしまいました)

2006年のクリスマスに出来た曲だったんだなぁ・・・

最後まで読んでくれてありがとうございました!

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。