うまく「事」を運ぶために
「事」が運べればいいね。
お互いに
望ましく「事」が運べばいいね。
望ましい「事」が運ばれるように、
僕らはお金「貨幣」を利用していると
思うんです。
「winwin」とかいうキレイゴトがあるけど、
かつては結果として
殺傷能力の強い者が
勝ち取り、
その権力の差し引きをするのに
利用できる記号が「貨幣」と言っても
過言でなかったように想う。
「約束手形」みたいなもんか。
お互いに無限の殺生をしなくて済むように。
そんな人類の知恵の歴史も踏まえているのか
いないのか、
僕らは今、お金「貨幣」を利用して
「事」を進めています。
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生きている人、一人一人に起こる「出来事」は
喜ばしいことが多いといいですね。
そんな「喜ばしい出来事」へ
貢献できるようなツールであるのなら
「お金」はうまく利用するべきだし
僕らの、そんな「喜ばしい出来事」へ
繋がらないのなら
「お金」を使わなくてもいいんじゃないかと
思う。
そこに「喜ばしい出来事」があるのなら
わざわざお金に変換する必要ないし、
何かに変換する必要ない。
フォロワー数とか、「いいね」の数とかもね。
フォロワー数とか、大きな金額を手にすることが
「喜ばしい出来事」なのでしょうか?
フォロワー数が増えたとか、
大きな金額が手に入った。
それで
そのコンテンツの内容は
何でもいいんでしょうか?
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「社会に役立つ
と思われる、とある仕事をしたい。
そのためにはそれなりの軍資金が要る」
なんで?
何でそれをするためにお金が要るの?
「それ」をすればいいだけじゃん。
どうしてそれを出来ないの?
それを叶えるためには
どうしてもお金が要るらしい。
お金を与えないと
動かない人たちがいるから。
その人たちをお金で雇って、
システムやら、重機をお金で買って、
「事」を動かす。
システムやら、重機にもお金がかかる。
土地を買うにもお金がかかる。
誰に支払うのか?
所有者がいる。
その人に請求された金額を
交渉して払う。
「社会に役立つ事」をするのに、
その人たちには関係ないらしい。
それらの所有者にとっては
そんなに、その請求する金額以上の
役には立たないらしい。
いや?
その請求する金額が、
『役に立たない分、この金額もらって、
私は別の「私の役に立つ事」に使います。』
ってことなのかな?
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ESG投資と呼ばれる
投資の名詞があるみたいだけど
全ての人がESG投資すれば
お金は必要なくなるんじゃないかと想う。
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でも一方、
社会に大きな役に立つとは想えないけど、
生きるエネルギーを注ぎ込みたい事がある。
それは、その時代に生きるそれぞれの人が
その人なりの特徴や、その個性で経験した
「大切なこと」。
性癖みたいなものでもあるかもしれない。
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そんな各々の「事」で社会は形成されている。
その「社会にいいこと」と
「自分にいいこと」の
仲介役が「お金」なのかもしれない。
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でも、「社会にいい事」をしないと、
「自分にいい事」に使うための
お金が廻ってこないぞ?
では
「自分にいいこと」を
「社会にいいこと」にリンクさせる必要が
ある。
本音の改竄が始まる・・・。
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うまく「事」が運ぶといいな。
みんなが正直で居れるといいな。
激情に囚われず。
約束に囚われず。
約束に拘らず。
激情を欺かず。
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うまく「事」を動かすための「約束」だったはず。
待ち合わせの時間を約束すれば、
うまく出会うことが出来るんだから。
うまく出会うための約束だったはず。
仲良く「事」を運ぶための約束だったはず。
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最後に
大きな「噂」で締めくくりたい。
フィリピンは
僕が幼い時から「貧しい国」だった。
そして今も「貧しい国」のままだ。
多くのフィリピン人が、
外国へ出稼ぎに行って、
各地の富裕層の下働きをして
お金を持ち帰っているのに
一向に、こうした状況は変わらない。
日本が多大な開発援助を行なったらしい。
たくさんのお金をフィリピンに渡したらしい。
その借金を
今でも日本に返しているらしい。
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その話を聞いた時、
僕は、庶民ながら、
「もうよくね?」と思った。
別に借金返さなくても、
日本は日本でやっていける国力あるだろうし、
フィリピンもそんな借金返済に労力を使わず、
民が豊かになるために
「お金」を利用すればいい。
お金が「そういうもの」でないんだったら
お金なんて要らない。
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さて、このグローバルなお金の現実、
日本国内にも当てはまらないかな?
もっと、
今だからこそもっと、
考え、考察していく必要があるんじゃないかな?
って思うんです。
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