見出し画像

文明のコンクリの割れ目で暮らす蟻

今、そうなっている社会構造で
そのまま理想の未来を想い描くと、

お金や「お金の価値付け」を
自由に巧みに操れる人が
世の中を席捲して、
お金に労力を注がず
他のそれぞれの「何か」に
労力を注いでいる人たちも
「お金」をそれほど持たずとも、
衣食住、さらには
人それぞれの「大切な事」に
力を注ぐことができる。

これが理想の
国境なき共産世界、
グローバル経済社会、
ニューワールドオーダー
なのではないか?

なんて、
ふと想った。

ただ、
そんな僕ら一人ひとりの
ちっぽけな命を
大事にしてくれるほど、
神の子「ユダヤの民」は
エゴがないのか?

僕は、
自由に世界を行き来して、
お互いの違いを学び合える世界は
良い・・・美辞麗句だな。

僕は、
こんな「自分」で
自由に生きていくことが出来るなら、
保守主義でも、
新自由主義でも、
僕に都合の好い主義を
支持しようと思っている。

お互いを認め、知る機会。
ご縁すらも
マネーの土壌で
安定的に存在させられる世界。

混乱か平和か、
戦争するか話し合うか・・・。

違う感覚で生きている人が
世界にたくさんいることは
想像容易いけど、
僕にはコンクリの割れ目で暮らす
蟻の命には
人気のない公園で、
座り込んで、ウクレレを弾いている時まで
気がつくこともなかったよ。


人気のない公園で、
迷惑にならないように
気をつけながら、
楽器を練習する。

「蟻」がいる。

「ダメだよアリさん、
ここは人間の土地だからね。
君の場所じゃないんだよ」

「あんまり人間に迷惑かけるような
スズメバチとかに、
もし君がなっちゃったりしたら、
殺虫剤とかで
殱滅しなきゃならなくなるから、
あっち行ってな」


こんな僕の独り言が、
自分に返ってくる。

言っている言葉が、
言われている言葉のように感じた
ある日の午後でした。


うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。