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一銭の得にもならないんだけどね(笑)

本当に始まるんだなぁ・・・
インボイス制度。

いつだろいつだろと
未だ来ない未来の話だと思っていたら
もう10月から始まるんですね。

これがどういった制度なのかは
ある程度、理解したように思っています。

でも、
僕には関係ないかな、と思い、
社会は大きく変わるんだろうな。
なんて考えています。

「日本が終わる」と言われるのは
わかります。

そして僕は
とっくに、はじめから
そんな「日本」から
こぼれ落ちた所で、
こぼれ落ちた所から、
ずっと生きてきたんだなぁ・・・

そんな実感です。

道端に拾った空き缶を置いて、
誰かからの施しを待つ。

グラデーションで考えて、
金銭関係的に考えると
そちらに近い生き方なんだと
想います。

そして、
そんな世間が存在しているのかというと、
ほぼ、存在出来ていないでしょう。

そんな江戸時代みたいな
思いつきで仕事をでっち上げて、
芸をして、金銭を受け取れるような、
そんな豊かな社会は
現代には存在できません。

僕は「仕事」のような
「本気」な意気込みで
街角に立って、
ギターを弾いて歌う。

その延長線上で生きて、
時々、ボーナスのように
何らかの発注を受ける。

そんな感じで生きてきました。

世間で呼ばれる「仕事」の次元じゃないですよね。

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「関係ないことない。
これは誰にでも関わってくる問題なんだよ」

本当にその通りだと想います。

世の中から、
確実により多くの「お金」が
回収されていくわけですから。

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僕はそもそも、
「請求書」というものを
ほとんど書いたことがありません。

まぁ、請求する「書」
なわけだから、
大体どんなものなのかは
わかるのですが。

仕事した対価のお金を
発注者に請求して、
お金を受け取ったら、
今度は領収書を書く。

そんな流れですよね。

そんなやりとりの社会を
道端にしゃがみこんんだ僕は
見上げ、
「彼らに「僕」は見えていない」
そんなことを実感しながら、
眺めていました。

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そんな僕に、
ある時、手を差し伸べる人が現れるとします。

「あなたに仕事を発注したい」
と。

有り難く、僕はその仕事を引き受けます。

「免税事業者なの?
いいよいいよ。
適格請求書がなくても、
請求書あげてくれたら
2万円のギャラを支払うよ」

そう言ってくれます。

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なぜか、
そんな仕事が増えるような氣が
するんです。

今まで発注していた
お抱えのイラストレーターさんには
22000円のギャラを
支払わなければならなかったので、
その仕事を、
もっと安くやってくれる
浮浪者の僕に、
発注者は目をかけるのかもしれません。

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チャンスじゃないですか?

今までプロのイラストレーターに
なりたかったけど、
「仕事」の「席」が空いてなくて、
仕事にならなかった。

そんな「私」にとっての
チャンスじゃないですか?

・・・チャンスなんですか?

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なんか、
今さら、
そっちの世界に、
すくい上げて欲しいとは
想えない。

社会は「雇用」をしなくなり、
個人事業主を増やし、
どんなことにでも
より「お金」が行き交うように
設定し、
お金が行き交う度に税をかけ、
「僕ら」が廻しながら
「所有」している「お金」を
回収しようとしている。

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「お金」を持てる人が少なくなってくる。

何にでも
お金を支払わなければ
生きていけない世の中で、
「お金」を持てる人が少なくなってくる。

そこが問題なんだろう?

電気にお金を支払わなければ。
ガソリンが無料になれば。
電車、バスが無料で乗れるようになれば。

なんでそれが出来ないのか?

なぜ「便利」の対価として
料金を払わなければならないと
信じているのか?

そもそも「お金」に
「価値」はあるのか?

お金に価値のある世界なら
お金をたくさん持っている人が
勝ちだろう。

入ってくるお金をまけられたら
負けだろう。

代わりに、
持っていなかった人が、
少額でもいただければ、
もし本当に
お金に価値があるなら
それは「勝ち」だろう。

そんな「勝ち負け」を競って、
何が得られるんだろう?

「青春」なのかな?(笑)

徹夜で麻雀をして、
しょぼしょぼした目で朝日を拝む。

そこで何が得られたのか。

やっぱり
ただの「青春」なのかもね(笑)

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お金が動けば何でもいい。

そんな騒乱の時代が、
本当に終わりを迎えるのかもしれない。

でも・・・
いろんな「価値」によって
お金が動いていたよなぁ〜

酔っ払ったおじさんに
「頑張れよ」とか言われて
1万円を路上でもらったことも、
昔は1年に1回くらいはあったな。

あのおじさんは、
今もおじいさんになって、
頑張っているのだろうか?

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お金で何が出来るんだ?

お金で何がしたいんだ?

「したいこと」の本質に
お金は必要なのか?

「本質」に対して
役に立たない「お金」は
必要なのか?

「本質」って何なんだ?

麻雀のゲームを楽しむことか?

楽しくみんなが集うことか?

疲れた身体に
朝日を染みこませることか?

麻雀は無駄な時間なのか?
大切な時間なのか?

***************

まとまらないけど、
これが僕の最近、日々
想っていることです。

こんなnoteに時間を費やしても、
一銭の得にもならないんだけどね(笑)。

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