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はるはあけぼの

春の霞。
春眠暁を覚えず。

風邪をひいてしまった。
咳が出て、声が出なく感じ
2〜3日過ぎた今日、
37℃前後の微熱の
だる〜い感じ。

まず
どちらかというと
気持ちが少し鬱になり、
眠りきれず朝3時に起きると、
あたたかい断熱材で囲まれた
2畳の密閉空間のスタジオに、
しばらくいたけど、
居続けることができなくなって、
ダルい身体連れて、
車に乗って
道の駅の街灯たよって、
車でパソコン作業・・・。

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春・・・

コロナ明けたんだね。

SNSからは
みんなの活発な活動、
リア充報告が挙げられている。

僕も、
まぁ、
身体の調子が良ければ、
街の路上へ行って
歌おうかと
想っていたから、
けっきょくのところ・・・

「ちょっと身体を休めなさい」
って時に、
活発さに憧れてる

だけなんだけど・・・。

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2月にローンチされた6曲
「なおゆきくん」を
僕自身の玄関、
ホームページから
しっかり案内できるように
整えなきゃな・・。

周囲の活発な活動を尻目に見ながらも、
僕は
ただ「活躍」できればいい。
なんてことを望んでいるわけじゃないことを
自分に言い聞かせる。

この内省的な6曲を、
より多くの人の「独り」のところに
届けられるように外交しなきゃ。

なんて想っている日々です。

内向を伝えるために外向・・・難しい。

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カフカの「ペスト」。

読んだわけじゃなくて、
解説動画でかじっただけなんだけど、
登場人物に
感染症のパンデミックの最中、
正義に目覚めるだかなんだかして
生き生きとする
殺し屋だか泥棒だかの「犯罪者」のキャラが
いるらしい。

普段は日陰者の彼が、
パンデミックにより、
みんなが日陰に避難する暮らしとなり、
日陰者の先輩として生き生きとする。

そして、
緊急事態が明ければ、
みんな
雨宿りしていた屋根から出て行って、
それぞれの通常運転にもどる。

以前から「終わってた」人たちは
「終わってゆく」続きを
また黙々と始めてゆく。

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小説と現実が
ちょっとごちゃ混ぜになっちゃった。

わかっちゃいたけど、
こんな最近を覚悟していました。

「だんだんと
客足も戻ってきましたね」
と事業者さんと談笑しつつ

僕はまた
ひとけのない場所を探す。

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昼間、
家で寝て、
まんじりともせず
また外出する。

自分の曲が
spotifyから流れてきた。

目的もないまま
真っ直ぐにつづく道路に
車を走らせる。

どこまで行って、
何を達成させたいのか?

朝方、
道の駅の座敷で
寝ている自転車の旅人を見た。

旅人だった自分を思い出す。

今は「旅」をしていない。

自転車をこいでいる時間を
音楽に費やそうと、
自転車旅を終えた後は、
実家、ニートで
毎日公園で練習し、
千葉駅の路上へ
週に1回は「ライブ」しようと
それをモチベーションにした。

声がかかれば
赤字でも、野宿でも、
キセルでも何でもやって
日本のどこにでも行った。

オーストラリア、韓国、台湾も
縁あって行った。

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車を運転しながら

が流れてる。

こんな詩を大事にしている僕は
一体どこへ行きたいのか?

どこに居たいのか?

別にどこに行きたいわけじゃない。

ここでいい。

僕は
今の僕が似合っている。

僕の「大切」は
「世」に示しにくく、
「世」の「活動的」な「大切」に
ついつい道を譲っちゃって。

僕が「大切」にしているものは
いつも引き出しにしまって、
「独り」の時間をつくっては
眺めている。

眺めて、うたって、
「そこ」へ行く。

「君」に逢いたい
と想う。

「君」はたぶん
賑やかな祭りのステージの上には
居ないだろう。

だから
舞台に上がろうとは
思わない。

舞台に上がる機会があろうとも、
「君」に届けられるのは
舞台の上の僕ではなく
通して、「君」に触れる「僕」。

舞う台は要らない。

いつでもどこでも
舞えたらいいな。

ただ今、
そんな舞う「身体」が風邪ひいて
ちょっとお疲れなんだよね(笑)

早く、身体を元気に戻し、
待っていてくれる「君」に
会いに行きたいな♪


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